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キリスト教 葬儀のこころ──愛する人をおくるために

教会葬儀の全体像を、日本人の死生観を踏まえ、ていねいに解説する。
型番 4487232074
販売価格 1,540円(税込)
会員のみ購入できます

  • オリエンス宗教研究所 編

  • 211ページ /B6判 並製

  • オリエンス宗教研究所 発行

  • ISBN978-4-87232-074-9 /Cコード:C0016


教会葬にも多くの人々が参列する今日、
キリスト教葬儀の祈りの意味、
儀式の実際の流れを順を追いながらわかりやすく説明していく。

残された遺族へのケアや墓の問題、
今後の課題などについても、
現場で日々実践を続ける執筆陣が提案する。

初版発行:2010年12月10日

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もくじ


死を見つめ、永遠に臨む──序にかえて

第一章 現代の日本人の姿と「いのちの福音」
1.人間の死と「風の霊性」
 『千の風になって』が象徴すること
 「風の霊性」
 『おくりびと』の所作
 全人的な人間観・死生観

2.現代人の根無し草的状況
 宗教の衰退
 孤独な死
 高齢化の功罪
 根無し草の問題の深さ

3.生きた伝統からの声──死を見つめた文学・思想
 手渡しの文化伝承
 カミの死別の涙──『古事記』
 万葉びとの愛と死
 露のいのちへの哀惜──『源氏物語』
 今を生きる仏教の無常観
 日本人の死生観の行方

4.いのちの福音──キリスト教の死生観の特徴
 祝福された世界のために
 死は自然か
 死の不安・恐怖への福音
 日本人にとってのいのちの福音
 葬儀と神の国の福音

第二章 典礼としての葬儀
1.葬儀観と葬儀様式の変遷
 古代──殉教者の埋葬
 中世──死者ミサの成立
 現代──「典礼憲章」
 『カトリック儀式書 葬儀』

2.葬儀における祈り
 通夜の意義の変化
 柩への灌水
 献香と焼香の意味
 キリストに結ばれた葬儀
 聖体の秘跡
 祈願文のテーマ
 奉献文
 復活の希望
 詩編と食卓の賛美の祈り
 告別と葬送

3.葬儀に関連する課題
 火葬のキリスト教的理解
 新しい葬儀観、新たな試み
 埋葬について

第三章 臨終から火葬まで
1.旅立ちの準備
 亡くなる前に
 死の宣告と「死亡診断書」
 死が告げられたとき
 教会への連絡
 死装束と死化粧
 遺体の変化
 「死亡届」の提出
 「死体火葬許可証」
 葬儀社選び
 交渉と相談
 遺体の搬送と安置
 どこまで知らせるか
 近親者だけでの葬儀

2.儀式としての葬儀
 臨終から納棺までの儀式
 棺の種類
 心穏やかな通夜
 葬儀ミサの基本的な順序
 弔辞
 弔電披露
 遺族の挨拶
 献花と焼香の実際
 葬送と火葬場での祈り
 骨あげ
 納骨

3.さまざまな決定のために
 献体
 葬儀ミサの場所と時刻
 会葬者とともに
 香典・供花の辞退
 香典・会葬御礼
 葬儀の飾りと値段
 教会への献金

第四章 残された者たち
1.大切な人を送るために
 「残される人にとっての死」
 遺族を支えるために
 直葬
 予期悲嘆
 家族への思いやりとして
 突然亡くなった場合
 エンバーミング

2.遺族の現実
 相続財産
 遺留分
 祭祀財産
 永代使用権

3.墓をめぐって
 墓への意識の多様化
 合葬墓・永代供養墓・樹木葬墓地
 手元供養
 散骨

4.死者との絆を大切にし、ともに生き続けること
 遺族の課題
 「一人称の死」
 残される側の問題
 法事の現代的意味と効用
 日常のグリーフワークとして

第五章 いのちの交わりは死を超えて
1.裸の人間が問いかけるもの
 日本の心
 キリスト教の見方
 地上の幕屋と天の住みか
 「裸」の一人の人として
 跳躍台としての十字架
 永遠のいのちへの確信
2.キリスト教の核心
 「信仰宣言」
 弟子たちにとっての復活
 新たないのちの地平
 パウロが語る復活
 「からだの復活」
 希望の到達点

3.永遠のいのちの輝き
 無限の力である十字架
 聖徒の交わり
 いのちで結ばれた「ぶどうの木」

葬儀についての身近な疑問


著者紹介


ムケンゲシャイ・マタタ
淳心会司祭、オリエンス宗教研究所所長。

田畑邦治(たばた くにはる)
白百合女子大学教授、NPO法人「生と死を考える会」理事長。

南雲正晴(なぐも まさはる)
フランシスコ会司祭、日本カトリック典礼委員会委員。

鈴木?(すずき りゅう)
愛光式典共同代表、『福音宣教』編集長。

小谷みどり(こたに みどり)
第一生命経済研究所主任研究員。

吉池好高(よしいけ よしたか)
東京教区司祭、高円寺教会主任。

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