現在の南フランス、ルルドには4つの教会と多くの病院が建ち、世界中から多くの人々が毎日、巡礼に訪れている。
これは1858年2月11日、ベルナデッタ(1844-1879)という14歳の貧しく無学に近い娘のところに聖母マリアが現われたことに始まる。
まきを採るために出かけた彼女は、小さな洞くつから光が輝き出、
その中に真っ白な服装で腕にロザリオを下げた美しい女性が立っているのを見た。
「15日間ここに来るように」とその女性からいわれたベルナデッタは、洞くつに通い続けた。
聖母マリアがベルナデッタに命じて掘らせた泉が、人々の病をいやしたことからいつしかその話が人々の中に広まった。
その間、ベルナデッタは聖母マリアからのメッセージ「罪を償うこと、この場所に聖堂を建てること」などを人々に伝えた。
綿密な調査の結果、カトリック教会はルルドに聖母が現われたことの真正を認めた。
女子パウロ会公式サイトLaudate:聖人カレンダー「2月11日ルルドの聖母」より
女子パウロ会公式サイトLaudate:キリスト教マメ知識「ルルドの聖母」