- セルギウス・ペシェク 著
- 239ページ /A6判 並製(ソフトカバー)
- 聖母の騎士社 発行
- ISBN978-4-88216-365-7 /Cコード:C0116
コルベ神父様と交わした約束を胸に修道生活をまっとうした筆者の記憶と人生を辿る。
コルベ神父様は日本を去る日、おっしゃいました。
「子供よ、私がこの日本と云う国をどれほど愛しているか、おわかりですか? この国に生涯を捧げたいと思っていたのです。どうぞ私の代わりに日本に残ってください。そして多くの霊魂を救うために あなたの生涯を捧げてください。」
……コルベ神父様と交わした、この約束があったからこそ、私は今日まで頑張ることが出来たのだと思います。
──「お話のはじめに」より
初版発行:2016年2月25日
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もくじ
■コルベ師の思い出
お話のはじめに
幼い頃
コルベ神父様の人柄
聖母の騎士誌
コルベ神父様の偉業
コルベ神父様の従順
ゼノ修道士
エヴァリスト修道士
決意
動揺
修道院の特徴
日本に招かれて
日本での生活
病気
クシ(悪魔)
コルベ神父様の涙
抑留所
四十年ぶりに故郷に帰える
喜びの涙
別れの言葉
コルベ神父様の最後の百七十八日の苦しみ
(Br.ユベンティン・モドゼニエフ記)
コルベ神父様の言葉より
幸せは何処にある?
あとがきにかえて
■ポーランドの思い出
はじめに
仲直り
猫
林檎
犬
桜
横顔
不安
風
ニエポカラノフ
終わりに
付録〈セルギウス修道士への手紙〉
著者紹介
セルギウス・ペシェク(Br.Sergius Pensiek)
コンベンツアル聖フランシスコ修道会修道士。
1907年7月14日、ポーランド生まれ。
1928年7月、コルベ神父の創立したニエポカラヌフ(無原罪の聖母の園)修道院に入る。
1931年9月、長崎・聖母の騎士修道院へ派遣される。
1932年7月、終生誓願。
1936年5月まで、コルベ神父と生活をともにする。
2010年12月16日、帰天。