- 教皇フランシスコ 著 /カトリック中央協議会事務局 訳
- 256ページ /A6判 並製
- カトリック中央協議会 発行
- ISBN978-4-87750-198-3 /Cコード:C0116
2015年に行われた家庭に関する一般謁見連続講話と、関連するテーマの講話等を収録。
父、母、子など家族それぞれの役割と相互の関係、そして現代の家庭が直面している種々の困難について語り、家庭における親しく温かな交わりを社会にまで広げるよう穏やかに訴えかける。
わたしの家族のことをお話しましょう。
母はよく、わたしたち五人の子どものことを、「うちには五人の子がいるから」といっていたのを思い出します。
「どの子がお気に入りなの?」と聞かれると、母はいつもこう答えていました。
「五本の指があるように、五人の子がいるのよ。この指をぶつけても痛いし、こっちの指をぶつけても痛い。五本のどれをぶつけても痛いのよ。どの子もわたしの子どもよ。
でも手の指と同じで、みんなそれぞれ違うの」。
家庭はこうでなければなりません。
子どもは皆違いますが、どの子も等しく子どもなのです。
(本文より)
初版発行:2016年4月28日
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もくじ
はじめに
家庭に関するシノドス臨時総会を振り返って
ナザレの聖家族
母親
父親(一)
父親(二)
息子、娘
兄弟姉妹
高齢者(一)
高齢者(二)
子どもたち(一)
家庭に関するシノドス通常総会のための祈り
子どもたち(二)
男と女(一)
男と女(二)
結婚(一)
結婚(二)
三つのことば
教育
婚約
家庭と病
死
家族が受ける傷(一)
家族が受ける傷(二)
休日
労働
祈り
福音宣教
共同体
諸国民
家族のような心
子どもたちへの約束
愛を貫く忠誠心
わたしたちの罪をおゆるしください
親しく温かい交わり
歓待の扉
世界家庭大会およびシノドス通常総会でのあいさつ・説教
世界家庭大会―家庭の祭典におけるあいさつ
世界家庭大会―参加司教との集いでのあいさつ
世界家庭大会閉会ミサ説教
シノドス第十四回通常総会開会ミサ説教
シノドス第十四回通常総会閉会ミサ説教