- 寸法:縦2.2cm×横1.5cm
- 重さ:3g
- 輸入国:イタリア
結び目を解くマリアと慈しみのイエスの両面メダイです。
キリスト教のお祈りのなかには、
願い事(意向と言います)を聖人に向かって祈る、
特定の形式──「信心業」がたくさんあります。
これらの信心業はすべて、聖人に対して
「わたしの祈りを、神さまにとりなしてください。」と
親愛をもって相談をする祈りです。
一人ぽっちで祈るよりも、
すでに神さまとともに天国にいる兄弟姉妹(聖人たち)に
一緒に考えてもらって、一緒にお祈りをしてもらったほうが、
お願いごとや心配ごとを上手に伝えられることもあるはずです。
わたしたちはイエス・キリストに向き合うなかで、
すでに天国におられる方々と親しい交わりを結ぶことができるのです。
この「結び目を解く聖母マリア」は、そうした信心のなかのひとつです。
複雑に絡み合ってしまった、人間関係や、心のなかの多くの問題。
それらが、たくさんの結び目が絡んだリボンで表現されています。
「結び目を解く聖母マリア」の絵を、ご覧ください。
向かって右側にいる天使が、
多くの困難によって絡んでしまったリボンを
聖母にお渡ししています。
そして、向かって左側の天使が受け取るリボンは、
聖母によってすっかり解かれています。
わたしたちの悩みや、困難、苦しみや心のわだかまりを
聖母に委ね、結び目を解いてくださるように願いましょう。
この信心は、とくに教皇フランシスコによって大切に崇敬され、
全世界で親しまれるようになりました。
△ミニ*コラム おしまい△
──女子パウロ会公式サイトLaudateより──
【いつくしみのイエスとは】
あわれみの聖母修道会のシスター、聖ファウスティナ・コヴァルスカのもとに現れたイエスのお姿です。
<教皇ヨハネ・パウロ2世は2000年から、ご復活の主日の次の日曜日である
復活節第二主日を「神のいつくしみの主日」と定め、
この主日に神のいつくしみを特別に祝うよう望まれました。>
→「神のいつくしみの主日」アレオパゴスの祈り バックナンバー
教会カレンダー「復活節第2主日(神のいつくしみの主日)」 →A年 →B年 →C年