【一番はじめに救い主の訪れのしらせを受けた羊飼いたち】
<真夜中、天使は、神が、人間の救いとしあわせのために救い主を遣わしたことを、羊飼いたちに告げた。
神が救い主を遣わしても、人びとが迎え、受け入れなければ無駄である。
だから神は天使を送ったのである。
大祭司やローマ総督にではなく、素朴な羊飼いたちにである。
「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった」。
救い主──人間の苦しみ、悩み、罪や悪を取り去り、幸福を与える、その救い主が生まれたと言うのである。>
→山本神父入門講座「クリスマス編 第1回」
→シスター三木の創作童話「聖夜」