教会法神学論集 教会法から見直すカトリック生活

型番:4490799154

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商品の詳細

  • 田中昇 訳・編

  • 528ページ /A5判 並製

  • 教友社 発行

  • ISBN978-4-907991-54-8 /Cコード:C3016


教会法学という確固とした規範から教会生活を明確化するために。
信徒、小教区、秘跡に関する10の問題を扱う。
今後の教会形成に必須の一冊。

初版発行:2019年5月13日

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もくじ


はじめに

1.カトリック信者の法的身分・カトリック教会の一員であるとはどういうことなのか
 V・デ・パオリス『カトリック教会への帰属とそれからの離脱』

2.カトリック教会における統治権・役務的祭司職への信徒の協力について
 G・ギルランダ『司教の統治権の起源と行使──二千年にわたる問題』

3.信徒が狙うべき教会の任務について
 P・ヴァルドリーニ『信徒の教会的・役務的使命』

4.小教区共同体における主任司祭の役割と信徒との関わりについて
 G・ギルランダ『主任司祭──教会共同体の固有の司牧者』

5.小教区制度・小教区所属の在り方について
 J・J・カン『選ばれる小教区──教会法的・神学的・司牧的考察』

6.小教区の財産管理について
 菅原裕二『小教区の現世的財産とその管理』

7.教会内のさまざまな運動と奉献生活の会について
 G・ギルランダ『今日の教会および社会における教会運動と奉献生活の会』

8.教会の福音宣教の基本姿勢について
 G・ギルランダ『福音の文化内受容と教会法の文化内受容』

9.秘密を受ける者の信仰について
 V・デ・パオリス『信仰と婚姻・誓約と秘跡』

10.典礼における聖歌隊の奉仕の本質的な意味について
 G・マリーニ『主に向かって歌え! 典礼に奉仕する聖歌隊──スコラ・カントームル』

あとがき

原著者略歴
訳・編者略歴


著者紹介


田中昇(たなか のぼる)
1976年、埼玉県に生まれる。
2001年、早稲田大学大学院理工学研究科修了(応用化学専攻)。
2010年、東京教区司祭として叙階される。
2014年、教皇庁立ウルバノ大学にて教会法教授資格を取得、東京管区教会裁判所法務官となる。
現在、カトリック北町教会の主任司祭、上智大学神学部ならびに同大学院神学研究科、南山大学人文学部キリスト教学科の非常勤講師、東京カトリック神学院の講師を務めている。