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こいずみゆりさんの音楽の中にも、確かにマザーがいると感じます。
このCDを聴くとき、わたしたちの心は愛の温もりで静かに満たされてゆくでしょう。
失ってはいけないものが人にはある。失えば、がさつで味気ない生活になるのに、それに気づかずにいる。
こいずみさんが新たにリリースしたCDを聞き、それを思い出した。歌声だけでも、メロディーだけでもない。神に語りかける祈りがあるのだと思う。
欠かせないCDがまたひとつふえた。
「マザー・テレサ」の働きをはじめて教えられた日がございました。
なんとも意志強固な方、最善であると確信なさったご自分の働きをどこまでも推し進められるその迫力。
なんと押しつけがましい人、と受け止めてしまい彼女に心を閉ざしました。
「愛のわざ?祈り?」 「無理、無理、無理、私には!!」
このたび、こいずみゆり様からいただきましたサンプル盤。澄み渡る音楽に浸りきって、気がつきました。
わたしの母もマザーと同じ1910年(明治43年)生まれであったと。
音楽とポエムの楽しいランデブー・デュエット。
無駄を省いた、それこそ天(神様)よりの「愛」、とりわけ「博愛」のスペシャル宅急便!!
"Simple is best"のおかぶを奪われそうなその有様は、私の本業「能楽」を上回る勢いの音楽とポエムのside by side。
こいずみゆりのラブ・アート・マジックに乾杯!
ゆりさんの歌をちいさな部屋に譬えたら、こんな感じになるでしょう。
天井も壁も床までも、ピュアホワイトのサリーのような紗で覆われ、淡いプルシャン・ブルーのカーテン越しのそよ風に、ふんわり揺れている、マザー・テレサのふところのようなインテリア。明るい長調の旋律なのに、心に残る、かすかな哀愁をおびたフレーズ。
さあ、CDケースを開いて、ゆりさんの歌の小部屋に入りましょう。
とても素晴らしいCDができました!
素晴らしさというのは何をして素晴らしいと言えば良いのでしょうか?
美しさ、やさしさ、賢さ、、、いろんな表現による素晴らしさがあります。
しかし、このCDはただただ人の可愛らしさ、人の愛らしさ、それらのこぼれんばかりの魅力が溢れる素晴らしい作品集です。
時間が経っても、いつまでも残る魅力、可愛らしさというものを皆さんにもお伝えしたいと思います。
ようこそ!マザー・テレサの世界へ。