<カルメル山は、イスラエル北部の地中海沿岸を南東に走る、長さ24km、最高峰524mの丘陵である。>
<カルメル山からはガリラヤの平原を見渡すことができ、マリアが生活したガリラヤの近くであることから、カルメル会は初めから観想者であるマリアの保護のもとに自分たちを置いた。
16世紀の偉大なる2人の教会博士、カルメル会の改革者アビラの聖テレジアと十字架の聖ヨハネは、カルメル山登攀(とうはん)を ボナベントゥラがいう「神に向かう道」のシンボルとした。
私たちは、聖母マリアの祈りに支えられて、神秘の山、キリストに近づくことができるのである。>
→聖人カレンダー「7月16日 カルメル山の聖母」