- 越前喜六 編著
- 311頁 /四六判 並製
- 教友社 発行
- ISBN978-4-907991-88-3 /Cコード:C3016
「神はわたしたちを愛して、御自分の前で聖なる者……にしようと、キリストにおいてお選びになりました」(エフェス1・4)
み言葉が語るこの霊的祝福を生きるためのヒント
『祈り』『愛』『希望』『霊性』『癒し』『知恵』『道』『真福』に続くシリーズ9作目。
初版発行:2022年12月8日
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もくじ
巻頭言
まえがき
キリシタン時代の聖性 デ・ルカ・レンゾ
聖性への道──すべての人は聖性へと招かれている 柳田 敏洋
日常における聖性 竹内 修一
修道生活が目指す聖性──教会の公文書と教会法の観点から 菅原 裕二
小教区の聖性 片柳 弘史
聖人崇敬と人のこころ──聖人と民衆信心の関係 酒井 陽介
「すさみ」を生きる──「なぐさめ」と「すさみ」がわからなくなってしまった 鈴木 伸国
介護の現場から──成聖の完成の時である老いと死 山内 保憲
日本中世の仏教と聖 常磐井 慈裕
聖性に向かう言葉 岡野 絵里子
あとがき
著者紹介
デ・ルカ・レンゾ(De Luca Renzo)
イエズス会司祭。上智大学文学部哲学科、上智大学大学院神学科卒。
九州大学大学院国史学科研究科修了。元日本二十六聖人記念館館長。
キリシタン史専門。現在、イエズス会日本管区管区長。
著書:『旅する長崎学(1)』(共著、長崎文献社)、『神に喜ばれる奉仕 十二人の信仰論』(編著、サンパウロ)、『祈り』、『愛』、『希望』、『癒し』、『知恵』、『道』、『真福』(編著、教友社)。
越前 喜六(えちぜん きろく)
イエズス会司祭。上智大学哲学研究科および神学研究科修士課程修了。
上智大学文学部教授を経て上智大学名誉教授。専攻は人間学・宗教学。
著書:『必ず道は開かれる』(日本キリスト教団出版局)、『多神と一神との邂逅──日本の精神文化とキリスト教』(共著、平河出版社)『人はなんで生きるか』(聖母の騎士社)、『わたしの「宗教の教育法」』(サンパウロ)、『神に喜ばれる奉仕 十二人の信仰論』(編著、サンパウロ)、『祈り』、『愛』、『希望』、『霊性』、『知恵』、『道』、『真福』(編著、教友社)など多数。
柳田 敏洋(やなぎだ としひろ)
イエズス会司祭。京都大学大学院工学研究科修士課程修了。民間企業に技術研究員として従事後、イエズス会入会。
米国、カナダにて「霊操」指導コースを研修。
イエズス会修練長、エリザベト音楽大学理事長・教授を務め、現在イエズス会霊性センター「せせらぎ」所長。
論文:『日常で神と響く』、『日常で神と響く2』(ドン・ボスコ社)、「エゴを越えてアガペを生きる霊性を目指して」(越前喜六編『霊性』教友社)など。
竹内 修一(たけうち おさむ)
イエズス会司祭。上智大学哲学研究科修了、同大学神学部神学科卒業、Weston Jesuit School of Theology(神学修士)、Jesuit School of Theology at Berkeley(神学博士)。上智大学神学部教授。専攻は倫理神学(基礎倫理、いのちの倫理、性の倫理)。
著書:『風のなごり』、『ことばの風景』(教友社)、『希望に照らされて』(共著、日本キリスト教団出版局)、Conscience and Culture: A Dialogue between the West and the East concerning Conscience(LAP LAMBERT Academic Publishing,2010)
菅原 裕二(すがわら ゆうじ)
イエズス会司祭。上智大学穂王学部卒業。教皇庁立グレゴリアン大学教会法学部博士課程修了、同教授。専攻は奉献生活会法、教会財産法。
著作:『イエスの語った希望のことば』『イエスの愛、イエスの足跡』(女子パウロ会)、『教会法で知るカトリックライフ』『続 教会法で知るカトリックライフ』(ドン・ボスコ社)。
記事は教会法の分野を中心に日本語、イタリア語、英語などで多数。
片柳 弘史(かたやなぎ ひろし)
イエズス会司祭。慶應大学法学部卒業、上智大学神学部神学研究科修了。
現在、山口県のカトリック宇部教会にて司牧活動。マザー・テレサに勧められて司祭となる。
著書:『世界で一番たいせつなあなたへ』(PHP 研究所)、『マザー・テレサは生きている』(教友社)、『カルカッタ日記』(ドン・ボスコ社)、『こころの深呼吸〜気づきと癒しの言葉366』、『あなたはわたしの愛する子〜心にひびく聖書の言葉』(教文館)。
酒井 陽介(さかい ようすけ)
イエズス会司祭。教皇庁立グレゴリアン大学心理学研究科において博士合を取得。専攻:臨床心理学、宗教心理学、宗教的人間論。教皇庁立グレゴリアン大学心理学科講師を経て、2022年4月より上智大学神学部准教授、上智大学大学院実践宗教学研究科でも教鞭をとる。
著書:『ヘンリー・ナーウェン―傷つきながらも愛しぬいた生涯』(ドン・ボスコ社、2008年)、『和解と交わりをめざして』(共著、日本キリスト教団出版局、2018年)
鈴木 伸国(すずき のぶくに)
イエズス会司祭。上智大学神学部STB取得、同大学院哲学研究科終了(哲学博士)。上智大学文学部哲学科准教授。同大学院グリーフケア研究員所員。上智社会福祉専門学校カトリック指導主事(22年3月迄)。専門は哲学的人間論、認識論、生き方としての哲学。
著書:「哲学における精神修養とその方法」(『哲学科紀要』2016)、『<たましい>の分化と希薄化』(『人間学紀要』2018)、「ケアとエクササイズ:<生き方としての哲学>と<精神修養>の伝統から」(『グリーフケア』2019)。
山内 保憲(やまうち やすのり)
イエズス会司祭。上智大学神学研究科、私学研究科修士課程修了。
現在、イエズス会ロヨラハウスで恒例の会員の世話をしつつ、2019年10月よりイエズス会日本管区使徒職検討委員会委員長として管区計画の共同識別を担当。また、AIA(足立インターナショナルアカデミー)との関わりも継続中。
常磐井 慈裕(ときわい やすひろ)
1959年、東京生まれ。1982年、成蹊大学文学部日本文学科卒業。1984年、学習院大学文学部史学科卒業。1988年、学習院大学大学院人文科学研究科私学専攻修士課程修了。1991年、中村元東方研究所船員研究院就任、2003年、東方学院講師就任(2019年まで)。2013年、真宗高田派本山専修寺第25世法主に就任、現在に至る。元全日本仏教界副会長。
著書:『祖師親鸞讃嘆―報恩講式と嘆徳文』(2012年、山喜房仏書林)、『善光寺と親鸞―日本仏教史の諸相』(2019年、春秋社)。
岡野 絵里子(おかの えりこ)
詩人。詩集『発語』(思潮社)日本詩人クラブ新人賞、『陽の仕事』(思潮社)日本詩人クラブ賞など。
元淑徳大学公開講座講師。ニッポン放送「心のともしび」寄稿者。「聖書協会共同訳」に参加。

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