ゆるしの力

型番:1478960442

1,100円(税込)

商品の詳細

  • 幸田和生

  • 128ページ /B6判 並製(ソフトカバー)

  • 女子パウロ会 発行

  • ISBN978-4-7896-0442-0 /Cコード:C0016


人をゆるすことより、自分をゆるすことのほうが難しいのかもしれません。
ゆるしゆるされることとは何か。
本当の関係回復を教えてくれます。

「編集部の窓から」──
思わず顔を背けたくなるような自分自身と本当に向かい合うとき、どうしようもないくらいの自分の罪を発見します。
そこに救いはあるのでしょうか。
キリスト教の使命は人に罪意識を植えつけることではありません。
罪と悪の中で圧迫され、がんじがらめになっている人間に、救いを、解放をもたらすことなのです。
話題となったドラマ「北の国から」の例も取り上げて、著者が丁寧に展開してゆく「ゆるし」についてのアプローチに、心がなごみ、引き込まれてゆきます。


もくじ


罪とゆるしをめぐる現代の状況
 罪と言われても
 悪の体験
 自分の問題と向き合う

イエスのもたらしたゆるし
 アフェシス──解放のメッセージ
 イエスの時代の罪の問題
 共感によるゆるし
 絶望からの回心
 つながりの回復──イエスの戦い
 十字架による関係回復
 人と人とのゆるし合い

ゆるしの実践に向けて
 罪とゆるしのプロセス
 ゆるしを告げる教会
 秘跡とゆるし


著者紹介


幸田和生(こうだ かずお)
1955年 東京都に生まれる。
1985年 東京カトリック神学院卒業。
カトリック東京教区司祭に叙階される。
以後、高円寺教会、高幡教会にて宣教司牧活動。
現在 東京カトリック神学院養成担当者。

主な著書:
『福音をきくために』(オリエンス宗教研究所) 他。