- フィル・ボスマンス 著 /永野藤夫 訳
- 64ページ /B6判 並製(ソフトカバー)
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0500-7 /Cコード:C0098
人生の意味を説き、人生の知恵を与えてくれる愛とユーモアの結晶した言葉は、いつ、どんなところでも手元において飲む<ビタミン>になります。
「このビタミンの使い方」
このビタミンを
毎日忘れずに飲んでみてください。
食前食後に
信号待ちの車のなかで、
電話を待つあいだの気分転換に
静かによろこびをもたらし
夜ごとに星をひとつ輝かせ
荒野に花をひとつ咲かせる──
もくじ
あなたの電話から
このビタミンの使い方
きょうを楽しく
わたしのからだ わたしの心
しあわせな人
雨降りに口笛を
花はどこへいったの?
海のリズム
人を信じ自然を信じ
話したいことがわかるまで
好きになると
十字架
人生をありのままに
不安と失望のときそばにいて
理解し ゆるすこと
ことばが「光」となり
一日は24時間
あの日々を忘れないで
悲観主義
あなたの顔
森へ行こう!
著者紹介
著者:
フィル・ボスマンス(Phil. Bosmans)
1922 年生まれ。
カトリックの修道司祭。
1958年からベルギーのアントワープで「いのちの電話」の活動を始める。
多くの人びとのために<心のビタミン>の必要を感じ、詩集を出版。
たちまちベストセラーとなり、著者の温かい愛とユーモアの言葉と人柄は、
「現代のフランシスコ」として親しまれている。
訳者:
永野 藤夫(ながの ふじお)
1918年、福島県生まれ。東京大学ドイツ文学科卒業。
文学博士、横浜国立大学名誉教授。演劇史、中世文学専攻。
主な著書:『世界の演劇』『世界の文学』(サンパウロ)
訳書:『イミタチオ・クリスティ』、J.ヨルゲンセン著『アシジの聖フランシスコ』(講談社、平凡社)、グアルディーニ著『パスカル』(創文社)、ヘッセ著『知と愛』(講談社)。