- フランシスコ会聖書研究所 訳注
- 732ページ /A6判 並製
- サンパウロ 発行
- ISBN978-4-8056-4013-5 Cコード:C0016
2011年8月の発売以来、ご好評いただいているフランシスコ会聖書研究所訳注の『聖書』。
このたび、その中から『新約聖書』だけを総ふりがな(総ルビ)で発売いたしました。
原文校訂(本文批判)による口語訳で、脚注・地図付きです。
持ち運びに便利なハンディサイズ、肌触りの良いビニールクロス装丁です。
初版発行:2012年2月15日
※ この書籍はお取り寄せのため、ご注文後のキャンセルはできません。
また、お取り寄せに1〜3週間ほどかかります。
他の商品を合わせてご注文なさる場合、発送が遅くなりますのでご注意ください。
──
女子パウロ会公式サイトLaudateより──
【聖書──旧約、新約とは】
<聖書は大まかに言って、旧約聖書と新約聖書の二部から成り立っています。キリストを信じる者の共同体である教会は旧約聖書をユダヤ教から受け継ぎました。
旧約聖書についてはいずれ日を改めて詳しくお話ししますが、イエスの誕生前の神の救いの働きを、神がご自分の救いの業の証人として選ばれたイスラエルの民の歴史的体験をとおして綴られたものです。>
<新約聖書は長短さまざまの27の文書からなっていますが、たとえば源氏物語のようにはじめから一つのまとまった作品として構想されたものではありません。
キリストの死後20年あまりたった紀元50年代から125年ごろまでにさまざまの有名無名のキリスト信者によって記された文書で、福音書、手紙、黙示文学など種類もさまざまです。
著者たちは不特定多数の読者に向けて書いたのではなく特定の地域に住み、具体的な状況の下にある教会あるいは個人に向けて書かれた作品です。当時は現在正典と認められている27巻のほかにも類似した多くの作品が世に出、それぞれ地方教会の祭儀のなかでも使われていたことがわかっています。>
→シスター今道瑤子の聖書講座「第1回 導入」