ゆるしへの道

型番:1478960721

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商品の詳細



小さなトイレに身を隠して百日間。
ルワンダの大虐殺をひとりの若い女性が奇跡的に生き延びた。
家族や友人を失い、絶望の淵で見つけた生きる意味とは?

混乱と危険に満ちた地で、神と向き合い、ゆるしをとおして癒されていく。
希望と愛を胸に力強く生き抜く女性の心の軌跡。

◎“Laudate”書籍の紹介:『ゆるしへの道』

初版発行:2013年5月5日
全国学校図書館協議会


もくじ


呼び覚まされて プロローグ

1 生かされて
2 荒廃した地で
3 聖母マリア
4 平安と祈り
5 無条件の愛
6 新たな痛み
7 難民も殺人者も湖を渡る
8 奇跡を待ち望む
9 夢がかなう
10 職場での駆け引き
11 パワー・ハラスメント
12 戻ってきたボーイフレンド
13 愛の軍勢
14 ハチと祝福
15 故郷を離れる
16 アメリカに
17 世界が私のストーリーに耳を傾ける

よみがえるルワンダ エピローグ
謝辞
訳者あとがき


著者紹介


著者:イマキュレー・イリバギザ(Immaculee Ilibagiza)
ルワンダで生まれ、ルワンダ国立大学で電子機械工学を学ぶ。
1994年の大虐殺で、家族のほとんどを失う。
その4年後、アメリカに移住し、ニューヨークの国連本部で働き始める。
現在は、講演者、著述家として活躍している。
2007年に、〈『生かされて』募金〉(Left to Tell Charitable Fund)を設立し、ルワンダの孤児たちを支援している。
ノートルダム大学とセント・ジョーンズ大学から名誉博士号を授与される。
2007年に和解と平和のためのマハトマ・ガンディー国際賞を受賞。
著書にスティーヴ・アーウィンとの共著『生かされて』(PHP研究所)がある。

著者:スティーヴ・アーウィン(Steve Erwin)
トロント生まれの作家。印刷および電波媒体で活躍するジャーナリストであり、受賞歴もある。
現在は、カナダ放送協会の外国特派員。ジャーナリスト兼作家の妻、ナターシャ・ストイノフとともにマンハッタンに在住。

訳者:原田葉子(はらだ ようこ)
フランスで生まれ幼少期を過ごし、1990年に上智大学外国語学部を卒業。
東京芸術大学大学院美術研究科で美学を専攻し、現在、宇都宮大学、東京工芸大学で非常勤講師をつとめる。
訳書:『イエスと出会う―福音書を読む―』(教文館)『うつを越えて』『暴力とゆるし』『裸足の老修道女 シスター・エマニュエル』(女子パウロ会)。