聖書と初代教会における希望の概念を明らかにし、近代におけるその変容を批判的に検討した上で、希望を学び実践する場を考察する。
教皇ベネディクト16世の二番目の回勅『希望による救い』(Spe salvi)の邦訳。
初版発行:2008年6月13日
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もくじ
序文
信仰とは希望である
新約と初代教会における、信仰に基づく希望の概念
永遠のいのちとは
キリスト教的希望は個人主義的なものか
近代におけるキリスト教的信仰と希望の変容
キリスト教的希望の真の姿
希望を学び、実践するための「場」
一 希望の学びやとしての祈り
二 希望を学ぶ場としての行動と苦しみ
三 希望を学び、実践する場としての審判
希望の星であるマリア
注
訳者あとがき