- カルロ・マリア・マルティーニ 著 /佐久間勤 訳
- 192ページ /四六判 並製(ソフトカバー)
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0671-4 /Cコード:C0016
イエスにささげる純粋・強烈な愛を生きたパウロ。
彼がどれほど深くイエスを理解しイエスのように教会を愛したか。
──すぐれた新約聖書神学の権威者が、やさしくパウロを紹介する。
◎女子パウロ会公式サイトLaudate 書籍の紹介:
→『パウロの福音』
初版発行:2009年2月25日
もくじ
まえがき ドン・フランコ・ブロヴェッリ
第一部 イエス・キリストのしもべ
1. パウロの回心
2. パウロの受難
3. パウロの変容
第二部 主に召された使徒
4. 教会の神秘
5. 教会共同体への愛
6. 苦難と慰め
7. 不法の神秘
8. 十字架の言葉
9. 和解の奉仕職
訳者あとがき
出典
著者紹介
著者:
カルロ・マリア・マルティーニ(Carlo Maria Martini)
1927年 イタリアのトリノ市に生まれる。
1944年 イエズス会に入会。
のち、ローマ教皇庁立聖書研究所(ローマ・ビブリコ)において聖書学を学び、聖書学博士号を取得、新約聖書学の権威。同行の聖書研究部教授・所長を務め、グレゴリアン大学総長に就任。
1979年 ミラノ教区大司教
1983年 枢機卿に任命される。
2002年 ミラノ大司教引退後、エルサレムに在住し、聖書研究に専念、現在にいたる。
邦訳の著書:
『宣教者をそだてるイエス』
『パウロの信仰告白』『ヨブ記の黙想』
『自分を知り 神を知る』ほか。
訳者:
佐久間勤(さくま つとむ)
1952年 神戸に生まれる。
1975年 イエズス会に入会。
1984年 司祭に叙階。
1995年 ローマのグレゴリアン大学博士課程修了(神学博士)。
現在 上智大学神学部教授(旧約聖書学担当)。
著書:
『四季おりおりの聖書』、訳書『思い起こし、物語れ』
上巻・
下巻、ほか。