ほしをみつめて三人の王さまのたび

型番:1478960798

1,320円(税込)

会員のみ購入できます

商品の詳細

  • エリッヒ・ジョース 文 /マレン・ブリスバルター 画 /女子パウロ会 訳

  • 28ページ /天地29.5cm×22.5cm 上製

  • 女子パウロ会 発行

  • ISBN978-4-7896-0798-8 /Cコード:C8716

毎年、クリスマスになると、ドイツでは、シュテルン・ジンゲンという古くからの行事があります。

それは、「ほしはうたう」といういみで、イエスさま誕生のとき、東方からはるばるおがみにきた三人の王さまのかっこうをして、三人の子どもが一組になり、紙で作ったかんむりをかぶり、マントをはおって家々をめぐり、クリスマスの歌をうたって、おかしをもらう習慣です。

今ではさらに、この行事では献金をねがって、世界じゅうの、助けを求めている子どもたちにおくる援助金ともしています。


このおはなしは、聖書の中にあるキリストさまたんじょうのところにのっています。
遠い東の国から、救い主のたんじょうを知らせるほしをみて、おくりものを持ち、はるばるおがみに来た王さま、たぶん占星術師(ほしうらないの学者)のおはなしです。
今も、クリスマスが近づくと、世界じゅうでたくさんの人が、この王さまたちにならい、だれかにおくりものをしようと、じゅんびするのです。

そう、クリスマスは、劇や歌でたのしんだり、プレゼントを待つだけの日ではなくて、だれかに、心からの親切やおくりものをする日なのですね。


この本のこどもたちも、心からのおくりものを準備しました。
今、教皇さまも、難民の問題に深く心を寄せ、援助を呼びかけておられます。
わたしたち女子パウロ会としてもこの本の発行・普及は大切なミッションに思われます。

初版発行:2019年10月1日


著者紹介


文:Erich Jooß(エリッヒ・ジョース)
ドイツ・ヘッヒンゲンに生まれる。
長年聖ミカエル協会のディレクターをつとめながら、数多くの絵本の文章を執筆。
文学のアンソロジーも巧みで、古い物語にまったく新しい表情を与えることも得意。

画:Maren Briswalter(マレン・ブリスバルター)
1961年に生まれる。ドイツ・ドレスデンの美術アカデミーで、絵画を、オッフェンバッハの造形大学でビジュアルコミュニケーションを学び、フリーのイラストレーターとして活躍。多くの賞を獲得している。