- 上垣勝 著
- 240ページ /A5判 並製
- サンパウロ 発行
- ISBN978-4-8056-6006-5 /Cコード:C0016
1940年、フランス中部、ブルゴーニュの丘にブラザー・ロジェによって始まった「テゼ共同体」。
ここには現代社会がかかえる問題に答えを求めて、毎年、全世界から多くの若者がやってくる。
一体、何が彼らをひきつけるのだろうか。
そこにはただ静かに声を合わせ共に祈るという以外にはない。
本書は「テゼ共同体」とその創設者、ブラザー・ロジェに魅せられた一人の牧師の体験記である。
初版発行:2020年11月27日
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もくじ
推薦のことば 関田 寛雄
はじめに
一章 つぶやきすら聞かれる
一 テゼの霊性
二 神との交わり
三 ただ一人の祈り
四 つぶやきすら聞かれる
五 沈黙
六 エリヤ
七 パラドックス
八 質素な素朴さ
九 すべての人よ、主をたたえよ
十 キリストとメナ師
十一 イコン
十二 日常性と永遠性が出会う
十三 自己嫌悪がとれる
十四 何のための質素な食事
十五 質素と豊かさ
十六 茶室でテゼの黙想
二章 テゼのスピリット 一 光を落とした暗がり
二 ステンドグラスの少年
三 和室の小部屋で
四 イコンは偶像ではない
五 ゆきなれた路のなつかしくて
六 どんな日も驚かない
七 テゼのスピリット
八 よろこびの泉
九 多様性の一致
十 この闇も、闇でなく
十一 柔にして剛
十二 ソース
十三 テゼ友の交流
十四 神のユーモア
十五 エキュメニズム
三章 追想のブラザー・ロジェ 一 インタビュー
二 母の思い出
三 マザー・テレサの思い出
四 ジュネーブのロジェ
五 わずかなものから始める
六 神はただ愛のみ
七 心配性?
八 ロジェの死
九 子どもが犠牲であったら
十 ロジェとゾシマ長老
四章 小さなテゼの集い―板橋の集いから― 一 都心の雑踏を逃れ
二 信仰を苦悩の上に築く
三 人生の夜
四 チャット広場
五 ルーマニアのアロイス
六 許せず苦労している
七 忘れられない二人
八 茶席の亭主とは違います
九 テゼの歌集の特徴
十 中学三年生が町の総リーダー
十一 大切な一人
十二 平和と信頼をつくりだす
十三 音が外れてもいい
十四 内面の羅針盤
十五 集いのプログラム(一例)
五章 テゼのスケッチ
テゼのスケッチ
あとがき
参考文献
著者紹介
上垣 勝(うえがき まさる)
1942年生、大阪府出身。
製鉄会社を経て献身。
日本キリスト教団牧師、教誨師、幼稚園理事長。
福岡、青森、福井、東京の教会で47年間伝道教会。
2020年3月 引退。
現在 板橋区在住。