- 伊従信子 著
- 214ページ /B6判 並製(ソフトカバー)
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0686-8 /Cコード:C0016
リジューの聖テレーズはカトリック教会で最も親しまれている聖人の一人で、宣教の保護者ともされています。
この書は、テレーズが愛した人びとと、テレーズを愛した人びと11人が、どのように心の深みでテレーズと響きあっていたかを見つめながら、その11の愛の道を洞察しています。
聖母、十字架の聖ヨハネ、パウロ、三木露風、宮沢賢治、マザー・テレサなど、それぞれの独自の愛が心にのこる信仰の書。
◎女子パウロ会公式サイトLaudate 書籍の紹介:
→『テレーズを愛した人びと』
初版発行:2010年3月25日
もくじ
はじめに
序章 すべての人に開かれた「小さな道」
テレーズ小伝
第1章 テレーズが愛した人びと
聖母マリア──信じたかた、神の母
十字架の聖ヨハネ──偉大な愛の神秘家
使徒パウロ──世界を巡る異邦人の宣教者
第2章 テレーズを愛した人びと
三木露風──「赤とんぼ」で知られる詩人
宮澤賢治──貧しい農民に尽くした宗教作家
正田昭──獄中で光をみた死刑囚
三位一体のエリザベット──神の現存の神秘を生きた人
エディット・シュタイン──真理の探究者
レオニー──劣等感・挫折・孤独に苦しむ人の希望
幼きイエスのマリー・エウジェンヌ師──テレーズの深い理解者
マザー・テレサ──もっとも貧しい人の母・世界の母
おわりに
初出一覧
著者紹介
伊従信子(いより のぶこ)
東京生まれ。
元上智大学比較文学部教授。
カルメル会の霊性を生きる
在俗会「ノートルダム・ド・ヴィ(いのちの聖母会)」会員。
著作、翻訳のはかに黙想指導に従事。
著書:
『テレーズの約束』『レオニー−小さい道を妹テレーズとともに』(サンパウロ)ほか
訳書:
『幼いイエスの聖テレーズ自叙伝』(ドン・ボスコ社)、
『イエスの渇き―小さきテレーズとマザー・テレサ]』(女子パウロ会)ほか
──女子パウロ会公式サイトLaudateより──
【幼いイエズス/小さい花/リジューの聖テレジア とは】
<祈りをもって宣教したテレジアは、宣教の保護者といわれている。>
→聖人カレンダー「10月1日 聖テレジア(幼いイエスの)おとめ教会博士」