- 蛯名啓 文 /石倉淳一 絵
- 148ページ /B6判 並製
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0810-7 /Cコード:C8023
世界中の教会では、毎年10月1日を、小さい花のテレジアの記念日としてお祝いをします。
小さい花のテレジアは、今からおよそ100年前(1873年)、フランスに生まれました。
そして24歳のわかさで亡くなるまで、ほんとうに小さい花のように、ほとんど人に知られず、ひっそりと一生を過ごしました。
ばらの聖女と親しまれ、愛されているリジューのテレジアの一生。
感じやすく、からだが弱かったこの少女の、神さまと人々への愛は、だれにも負けないくらい強いものでした。
神さまだけに知られることに満足していたテレジアに、神さまはどのようにお答えになったのでしょうか。
【小学校中級以上向け】
改訂初版発行:2019年10月10日
もくじ
はじめに
1.白い小さな花
ひみつ
小さな花のたんじょう
マルタン家の人びと
死なないで!
元気なおちびちゃん
愛の花たば
天国で会いましょう
2.ビュイソンネ
新しい家
ビュイソンネの日々
わたしの王さま
考えます 神さまのことを
あらしの夜
初聖体
苦しみのはてに
3.第二のたんじょう
最初の子ども
カルメル会にいれてください
イタリアへ
神さまがお望みなら
あと三か月
おわかれ
4.天国への道
カルメル会
おささげ
小さな道
ほほえみのベール
ばらの雨をふらせましょう
愛の勝利
著者紹介
文:
蛯名啓(えびな ひろ)
盛岡に生まれる。岩手大学卒業。
聖パウロ女子修道会会員。
著書に『いちばんはじめのくりすます』『クリスマスのロバ』
翻訳に『
クリスマスのうまごや』『メリー・クリスマス』(女子パウロ会発行)
絵:
石倉淳一(いしくら じゅんいち)
1954年札幌に生まれる。獨協大学卒業。
フリーライターとして雑誌、単行本にマンガ、イラストなどを描く。
作品『聖書を生きる』(女子パウロ会)