- 徳善義和、百瀬文晃 編
- 221ページ /B6 並製(ソフトカバー)
- 教文館 発行
- ISBN4-7642-6348-3 /Cコード:C3016
この本は1984年より続けられている、日本でのルーテルとローマ・カトリック両教会の神学対話から生まれたものです。
互いの教会について情報を交換し、対話を重ねるうち、今日両教会については、その違いよりも、共通点が多いことが確認されました。
世界における教会一致に向けての流れの中で、この事実を伝えたいということになり、「カトリックとプロテスタント」を比較し、違いを論じるのではなく、「共通の信仰と証し」を明らかにするという仕方で本にまとめて紹介されています。
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もくじ
推薦のことば
まえがき
第1部 イエス・キリストによってもたらされた救い
第1章 聖書―キリスト教の信仰と生活の基い
第2章 イエス・キリスト―信仰の中心
第2部 教会の歩み
第1章 教会の始め
第2章 教会の広がり
第3章 近代における歩み
第3部 教会の自己理解
第1章 教会のあり方
第2章 教会とキリスト者の生活
第4部 教会間の違いの克服に向かって
第1章 具体的な違いとその意味
第2章 相互の理解と協力へ(座談会)
付録1 使徒信条(両教会の邦訳)
付録2 キリスト教の用語解説
あとがき
編者紹介
百瀬 文晃(ももせ ふみあき)
1940年 東京に生まれる。
1961年 イエズス会入会。
1970年 フランクフルトにて司祭叙階。
1977年 フランクフルト・聖ゲオルグ神学大学で神学博士号取得。
現在、上智大学神学部教授。
主な著書:
『イエス・キリストを学ぶ』『キリストを知るために』『キリストとその教会』(サンパウロ),
『キリスト教に問う―65のQ&A』『キリスト教の輪郭』(女子パウロ会)
徳善 義和(とくぜん よしかず)
1932年 東京に生まれる。
東京大学工学部、日本ルーテル神学校、立教大学大学院(修)卒。
日本福音ルーテル教会牧師となり、のちハンブルク大学、ハイデルベルク大学で在外研究。
現在、ルーテル学院大学教授、日本ルーテル神学校校長、教授、同ルター研究所所長。
主な著書:
『神の乞食・ルター,その生と信仰』(聖文舎),『ルター』(平凡社),『自由と愛に生きる』(教文館)