- 光原百合 著 /黒井健 絵
- 31ページ /A6判 上製(ハードカバー)
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0322-5 /Cコード:C0098
これまで歩いてきた道が、たとえ寂しい色に染まっていても、前方にはいつも、白い道が遙かにのびています。
次に生み出す一歩から、彩るのは自分自身だということ──それは重苦しいけれど、すばらしく楽しいことでもあります。
「かけがえのないこの一瞬に この道を歩むのは わたしが最初」
初版発行:1989年8月10日
16刷発行:2018年5月28日
もくじ
旅の初めに
小さな出会い
花吹雪
思いやり
ある日
そしてまた ある日
坂道が見えたとき
道をつくった人たち
視線は上向き 心も上向き
黄金の島
小さいけれど
孤独を背負ってくださった方
白い道
旅の終わりに
著者紹介
著者:
光原 百合(みつはら ゆり)
1964年広島県尾道市に生まれる。
尾道短期大学講師。
おもな作品:
「やさしいひつじかい」
「風の交響楽」「空にかざったおくりもの」
「クリスマスのどうわほしのおくりもの」(女子パウロ会)
「時計を忘れて森へいこう」(東京創元社)
画家:
黒井 健(くろい けん)
1947年新潟市に生まれる。
新潟大学教育学部卒業。
学習研究社に入社、絵本の編集に携わる。
退社後フリーのイラストレーターになり83年、第9回サンリオ美術賞を受賞。
主な作品:
「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」(偕成社)
「オン・ザ・ロード」「ハートランド」(サンリオ)等。