- 光原百合 著 /松永禎郎 装画・イラスト
- 93ページ /四六判 並製(ソフトカバー)
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0654-7 /Cコード:C0012
小さいけれど、きらめき落ちるいのちのしずくを紡いで生まれた詩(うた)の本。
顔を上げよ
万物の息吹を全身に受け
背筋を伸ばして歩き出せよ
──「りんりんと 冬」より
※この本に収められた詩の大部分は、2002年1月から2007年2月まで、月刊誌『あけぼの』に掲載されたものの抜粋です。
初版発行:2008年11月17日
もくじ
ひとつのうた──序にかえて
祈りのうたの章
祈り
地上(ココ)で
八方ふさがり
天からの借り物
あこがれ
愛の歌の章
ようこそ〜「風のメロディー」に載せて
聞かせて〜「For You・・・」に寄せて
誓い〜「流れかけの星」を受けて
かけがえのない日に〜Happy Birthday
大切なものは〜メリークリスマス
旅路の謳(ウタ)の章
旅立ち
一歩ずつ
スキップしよう
聖地(サンチュアリ)
道 はるかに
森の詩(ウタ)の章
静かな言葉
掌(テ)
熟成
湖
木洩れ日
季節の唄(ウタ)の章
冬は贈り物の季節
春の野
夏の輝き
秋のものがたり
りんりんと 冬
師の教え−結びにかえて
あとがき
著者紹介
光原百合(みつはら ゆり)
1964年 広島県生まれ。
大阪大学大学院終了。
尾道大学芸術文化学部準教授。
詩集や絵本、童話を執筆しながら、98年、初のミステリー『時計を忘れて森へいこう』を上梓。
2002年 『十八の夏』で、第55回日本推理作家教会賞(短編部門)を受賞。
主な著作:
『道 LA STRADA』、『遠い約束』、
『風の交響楽(シンフォニー)』、『最後の願い』、『銀の犬』など。