- レイモンド・E・ブラウン 著 /生熊秀夫 訳
- 80ページ /B6判 並製(ソフトカバー)
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0452-9 /Cコード:C0016
いまや世界の祭りとなったクリスマスですが、飼葉おけに眠る幼児、星に導かれて拝みにくる異国の学者たち、天使のコーラスに驚く羊飼い……このようなキリスト降誕物語で、聖書は何を言いたいのでしょうか?
最新の聖書研究小論。
もくじ
降誕物語へ復活後のキリスト論を導入すること
第一の降誕物語(マタイ2章1〜23節)
占星学者たちの意味と星の意義
第二の降誕物語(ルカ2章1〜40節)
第一部(2章1〜21節) 飼葉おけの意味と羊飼いたちの意義
第二部(2章22〜40節)イエスの神殿での奉献
第三の降誕物語(ルカ2章41〜52節)
神殿における少年イエスの発見
著者紹介
著者:
レイモンド・E ・ブラウン(Raymond E. Brown)
1928年 ニューヨークに生まれる。
1953年 司祭叙階。
1959年から71年までバルチモアのセント・メアリ神学校の聖書学教授をつとめる。
1973年にはローマの教皇庁聖書委員会の委員の一人に指名された。
世界でも有数の新約聖書学者で古代史家。
邦訳著書:
『聖書についての101の質問と答え』
『降誕物語におけるキリスト』『キリストは近づいている』『十字架につけられたキリスト』(女子パウロ会)
訳者紹介:
生熊 秀夫(いくま ひでお)
1932年 大阪にうまれる。
1957年 東京大学理学部大学院修士課程。同イエズス会入会。
1968年 司祭叙階。
1969年 上智大学神学部大学院修士課程修了。
1996年 現在、イエズス会黙想の家で黙想指導にあたる。