- パトリック・エイハーン 編 /岡田茂由子 訳
- 280ページ /四六判 上製(ハードカバー)
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0612-7 /Cコード:C0016
リジューの聖テレーズと苦悩する若き司祭の友情あふれる往復書簡。
20世紀の聖女として世界的に親しまれ愛されているテレーズが、燃える思いをもって宣教を志しながらも、弱さと罪深さに苦闘する若き宣教師志願者に、死の床にあって、心をこめ力をつくして神の愛を伝え、支え続ける愛の物語。
読者は、モーリスのうちに人間的限界に苦しみながらも神と人々に向かう自分自身の姿を見つけ、大きな慰めと勇気を与えられるにちがいない。
感動の黙想書。
初版発行:2006年6月1日
もくじ
まえがき
プロローグ
第1章 飛躍する信仰
──リジューの院長へ、モーリスの手紙
第2章 たがいのために創られた魂
──モーリスとテレーズの手紙
第3章 アフリカでの宣教生活
──ゴンザグ院長とA・アダム神父へ、モーリスの手紙
エピローグ
訳者あとがき
著者紹介
パトリック・エイハーン(Patric Ahern)
カトリックの司教。
1919年、ニューヨーク生まれ。
1970年にニューヨーク大司教区の補佐司教に叙階される。
リジューの聖テレーズの霊性研究の権威者