- 遠藤周作 他18名 著
- 360ページ /四六判 上製
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0619-6 /Cコード:C0016
よみがえる遠藤周作の名インタビュー。
今年2006年は、作家・遠藤周作の没後10年にあたる。
名インタビュアーであった彼は、生前、自分と違った領域や世界の人びとと、精力的に対話をこころみている。
どんな人にも心を開き、開かせることのできた遠藤周作の温かな人がらと話術が、共感を呼ぶ。
対談者名:
北 杜夫、今田美奈子、團 伊玖磨、山本健吉、森下洋子、山村賢明、河合隼雄、G ネラン、楠田枝里子、三浦朱門、荒川和敬・靖子、森 一弘、斎藤茂男、木崎さと子、藤井康男、秋元きみよ、遠藤龍之介、矢代静一
2006年10月20日
もくじ
北 杜夫 専門的にしてふかァーいお話
今田美奈子 女の子たちの夢の教室
團 伊玖磨 音楽と教育と……
山本健吉 大和魂をめぐって
森下洋子 あらゆるものから豊かに吸収して変わりつづけよう
山村賢明 日本人の母子関係
河合隼雄 ユングとキリスト教
ジョルジュ・ネラン 「おバカさん」神父の三十数年
楠田枝里子 すべてはグリュックリッヒ(幸福)だ
三浦朱門 一人で死にたくなるのも無理がない
荒川和敬・靖子 性受難時代に生きる少年少女たち
森 一弘 信仰を育てるために、日本の土壌に強く根を張る
斎藤茂男 家庭内暴力と親のあり方
木崎さと子 この大好きな透明感に抱きかかえられて……
藤井康男 中年探偵団「時間はしぜんにできてしまいます」
秋元きみよ 「舟も四艘、もう言うことはあるめえ」
遠藤龍之介 人妻といえば不倫、息子といえば反抗
矢代静一 人のために働くよりも謙虚に人の世話になり……
「あとがき」にかえて 父のこと/遠藤龍之介
→『対話の達人、遠藤周作 (1)』