- 白浜満 著
- 110ページ /B6判 並製
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0642-4 /Cコード:C0016
なぜカトリック信徒は日曜日にミサに行くのか? 聖体って何?
この問いかけに、典礼学、神秘神学に基づき、わかりやすく、簡潔に答えた本です。
うつくしい詩や、心に響くエピソード、あたたかなカットで、読みやすく、親しみやすい本です。
初版発行:2007年12月8日
4刷発行:2012年1月27日
もくじ
はじめに
1.人間を引き寄せる神の愛
クリスマス・ツリーのシンボル
神から離れてしまった人間の罪
エジプト脱出の記念
シナイ山での契約(=旧約)
神が人間となられた
水と血とによって来られたイエス(=新約)
イエスの復活
聖霊による洗礼
入信の秘跡(洗礼・堅信・聖体)
2.聖体と感謝の祭儀(ミサ)
イエスがお与えになる食べ物・飲み物
最後の晩さん
ミサの構造とおもな要素
「食事」ということ
ミサ=新しい過ぎ越しの食事の四要素
A 神の家族の集い
B 新しい契約を祝う
C キリストの代理者(司教・司祭)の奉仕を通して
D 新しい過ぎ越しの糧を分かち合う
主の日の集い
初聖体について
3.イエスの生涯に触れるミサ
イエスの生涯の贈り物
イエスの生涯にそったミサの流れ
ミサから日常生活への派遣
◇東方の学者たちのように
◇イエスの母マリアの心で
◇マザー・テレサの模範
4.ミサ以外のときの聖体拝領と聖体に対する信心
ミサ以外のときの聖体拝領
聖体に対する信心業
イエスのもとに
いつも待っておられるイエス
ミサから足が遠退きそうになるとき
おわりに
注
著者紹介
白浜満(しらはま みつる)
1962年 長崎生まれ。
1990年 福岡サン・スルピス大神学校卒業後、司祭叙階。
モントリオールでのフランス語研修の後、パリ・カトリック学院高等研究所にて典礼学と秘跡神学を専攻し、修士号を取得。
留学中の1993年、サン・スルピス会カナダ管区に入会。
1995年、福岡サン・スルピス大神学校の養成者として着任。
おもに典礼学、秘跡神学、霊性学を教えながら、神学生の霊的同伴にも携わる。
日本カトリック典礼委員会委員。
東京カトリック神学校の典礼学講師。
2016年 広島教区司教叙階・着座
共著:
『カトリックの信仰生活がわかる本』(女子パウロ会)、
『香部屋係のハンドブック』(教友社)がある。