- 青山玄 著
- 72ページ /B6判 並製(ソフトカバー)
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0747-6 /Cコード:C016
本書は1999年に英知大学で、「ヨハネ23世と第二バチカン公会議」と題して講演したものをまとめたものです。
第二バチカン公会議前後7年間ローマに学んだ著者が、実際に見聞したことや歴史学者としての鋭い視点から、今まであまり知られていないヨハネ23世の人柄や
教皇に選ばれ公会議開催に至るまでの教皇庁とのやり取りなどを興味深く簡潔に述べています。
教皇や教皇庁の内幕をこの書からも伺い知ることができます。
女子パウロ会公式サイト Laudate "シスターのお薦め"
新刊のご案内『第二バチカン公会議を開いた 教皇ヨハネ二十三世』はこちらより⇒
★★★
全国学校図書館協議会選定
初版発行:2014年12月25日
もくじ
はじめに
1.効果的な公会議を開催することのむずかしさ
2.アンジェロ・ジュゼッペ・ロンカーリ、その生い立ちと神学校生活
3.神学校教育、修道生活教育が本来目指しているもの
4.司祭としてのロンカーリの姿勢と働き
5.教皇庁に無視され続けた大司教の苦悩
6.「お人よしの教皇大使」と言われて
7.世界を驚かせたローマ教皇登位
あとがき
著者紹介
青山 玄(あおやま げん)
1930年 新潟県新発田市に生まれる。
1959年 カトリック司祭(神言会)に叙階され、その後1966までローマのグレゴリアン大学で教会史を研究。同大学で神学博士号を取得し、出身校の南山大学で教える。
1999年3月に退職。現在は、南山大学名誉教授。