- 谷真介 著
- 210ページ /A6判 並製(ソフトカバー)
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0760-5 /Cコード:C0121
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著者が偶然手にした150年ほど前の江戸の絵地図に見た「キリシタンロウヤシキ」の文字から広がったキリシタン屋敷への興味。
史跡に出かけ、史跡に立ってますますふくらむ興味により、寛永17年当時の江戸におけるキリシタンの歴史とキリシタン屋敷に秘められた物語を探る。
初版発行:2015年8月31日
もくじ
はじめに
第一章 江戸キリシタンの迫害
三代将軍家光の登場
江戸のキリシタンたち
元和・江戸の大殉教
信仰のあけぼの
秀吉の禁教令以後
第二章 殉教者と背教者
報奨金つきキリシタン狩り
キリシタン屋敷をつくった人
キリシタン目明かしはもと神父
先発隊につづく第二隊の運命
信仰へのたちかえり
第三章 キリシタン屋敷の日々
不人気投票の成果
「聖像が出てきた!」
キャラとジュアンの“病死”
神父が書き残した牢獄記
“お犬様”と将軍綱吉
第四章 最後の伴天連
シドッチ神父の日本上陸
長崎から江戸へ
新井白石との出会い
捕らわれの日々
神にいだかれた三人の魂
終わりに
あとがき
本書執筆にあたっての主な参考文献
著者紹介
谷 真介(たに しんすけ)
1935年東京に生まれる。
『台風の島に生きる―石垣島の先覚者 岩崎卓爾の生涯』で昭和51年度厚生省児童福祉文化奨励賞、第3回ジュニア・ノンフィクション文学賞受賞。
絵本「行事むかしむかし」で第15回巌谷小波文芸賞受賞。ほかに『キリシタン伝説百話』『沖縄少年漂流記』など。
女子パウロ会からは、
『二十六の十字架』『ローマへ行った少年使節』『江戸のキリシタン屋敷』
『キリシタン大名 高山右近』などがあり、絵本も多数。