- 長崎文献社 編 /日本二十六聖人記念館 監修
- 77ページ /A5判 並製オールカラー
- 長崎文献社 発行
- ISBN978-4-88851-184-1 /Cコード:C0020
1962年にオープンした日本二十六聖人記念館が、2012年に開館50周年を迎えたのを機に初めて刊行された総合案内書。
記念館の展示物をつぶさに紹介し、西坂の地が公式「巡礼所」に認定された背景の歴史をわかりやすく解説。
初版発行: 2012年8月30日
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もくじ
序章 はじめに──記念碑と記念館が西坂の丘に建つまで
結城了悟「日本二十六聖人記念館建設の背景」
デ・ルカ・デンゾ「生きた遺産としての日本二十六聖人記念館」
第1章 26人の旅──京都から長崎まで彼らが歩いた殉教の道
禁教令から24人の捕縛へ
二十六聖人はどんな人物か
京都から長崎までの歩み
運命の2月5日
日本二十六聖人として列聖
第2章 キリスト教伝来──ザビエルは日本人に何を伝えたか
ザビエルの日本上陸
ザビエルの偉業の数々
キリスト教を広めた主な修道会
第3章 受容・発展・交流──日本の視線を世界に向けさせたキリスト教
日本での布教の系譜
西欧から届いた文化や知識
キリシタン大名の誕生
少年たちをヨーロッパへ派遣
第4章 迫害・殉教──迫害はどのように行われたか
キリスト教禁教の時代へ
吹き荒れる受難の時代
苛烈を極めた島原の乱
殉教者の形見の数々
第5章 かくれキリシタン──迫害に耐え抜いた人々の情熱と執念
かくれキリシタンとは
第6章 復光──開国した日本とキリスト教の復活
大浦天主堂と信徒発見
最後の迫害「浦上四番崩れ」
受難に満ちたキリシタンの旅
キリシタン禁制の高札廃止
第7章 キリスト教──連綿と受け継がれるイエスの教え
キリスト教とはどんな宗教か
キリスト教下の美術や技術
第8章 その時の世界──世界中に拡大していったキリスト教
大航海時代の真っ只中
東アジアの勢力
第9章 その時の日本──キリスト教で揺れ動く動乱の日本
布教当初の日本国内
開国、そして明治維新へ
日本二十六聖人記念館周辺を散策してみよう!
第10章 栄光の間──自然と頭が下がる厳かな空間
二十六聖人の殉教とは
聖母に見守られ静かに眠る
日本二十六聖人記念館50周年記念式典
終章 美の聖人たち──記念館に光の息吹を与えたふたりの芸術家
舟越保武
今井兼次
二十六聖人が歩んだ長崎への道のり