- 粟本昭夫 著
- 224ページ /B6判 並製(ソフトカバー)
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0406-2 /Cコード:C0016
この結婚で幸福になれるか?
いちばん大切な愛を傷つけ、弱め、冷まさせる危険は多い。
どんな困難に遭遇しても受けてたち、乗り切れる愛とは?
二人で愛の完成を目指す カトリックの結婚について。
もくじ
第一章 結婚を考えている二人へ
●結婚にあたって自分を見つめる
相手の性格、長所、短所、才能を誤解していませんか?
お互いのありのままを受け入れ合っていますか?
二人でいるとき安らぎますか?
自分の身辺整理はできてますか?
まだお互いに「自由な身」です
期待と不安はつきものです
●信じるということ
心のなかは見えません
人と人との間にある真実とは
人間の生活はすべて「信」が前提です
●みな幸福になるために生きている
あなたの結婚は自己実現につながりますか?
幸福とは?
自分の幸福は自分の責任です
この結婚であなたは幸福になれますか
第二章 愛と結婚について
●愛を確かめる
親子の愛
異性愛
結婚相手の愛
一生を愛しぬく二人の愛
●結婚の誓約(交換)
きずなとは
結婚で誓うこと
「私」から「私たち」へ
●愛があるかぎり
「愛」と「好き」の違い
ゆるす愛
″私の重さは私の愛″
うつろう愛
不滅の愛
祝福される結婚
第三章 家庭の責任者、社会人として生きる
●愛を深めながら成長する人間
人間の成長を目指す結婚
子どもの教育
親自身の生涯教育
一人ひとりを生かす教育
●愛を守り、表し、伝える家庭
開かれた家庭
家族計画
幼児洗礼
第四章 信念をもって生きる
●人生観・世界観をもつ
時間と空間の主人公は自分自身
人の一生はみな価値がある
この世の生は第二の胎児期
●永遠のきずな
光源と熱源
神の愛・人の愛
祈り
●人生の賭け
人への賭け
神への賭け
●性は生にして聖なり
性は
生にして
聖なり
第五章 結婚に関するカトリック教会の教え
●秘跡としての結婚
救いとは
秘跡とは
結婚は神の制定
結婚の秘跡
結婚の目的と使命
●ありえない離婚
結婚式
結婚式次第
<付録>
「約束書」
再婚者について
著者紹介
粟本 昭夫(あわもと てるお)
1927年 広島県生まれ。
1951年 イエズス会入会。
1962年 司祭叙階。六甲学院校長。
イエズス会管区長を務めた後、福岡浄水通教会で働き、
1989年から東京の聖イグナチオ教会で司牧し、結婚講座を担当している。