- ヴィクトール・シオン 著 /福岡カルメル会 訳
- 132ページ /B6判 並製(ソフトカバー)
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0467-3 /Cコード:C0016
本文より──
「罪びとであること」は幸運です!それは神を知り、その愛がどれほどのものであるかを知るチャンスを与えてくれます。
神はわたしたちの罪を赦すことによって、ご自身をもとよく知らせてくださるからです。
例えば、もしダビデや聖マグダレナ、聖ペトロに与えられた「赦し」がなかったなら、わたしたちは神の愛の偉大さをこれほどに知ることができたでしょうか?
神は、人間が落ち込んだ深い淵から人を引き上げながら、ご自分がどんな方であるかを示されるのです。
罪人であることの幸いは、福音書全体をとおして告げられています。
もくじ
罪びとであることの幸い
幼子の福音
わたしはくる
別な存在洋式
託身したみ言葉は、わたしたちに存在といのちを啓示される
キリストの人性のうちへの神の来臨は、何を意味するのか
神の来臨は被造物のなかにどのように現われるか?
運ばれるがままになる人を、聖霊はどこまで連れていかれるか?
心の清い人
「今、あなたがたは清い」
新しい清い心
著者紹介
ヴィクトール・シオン(Victor Sion)
1931年 カルメル会入会。
1936年 司祭叙階。
26年間にわたり修練長を務める。その生涯は、彼が愛し、いつも祈っていた小さいテレーズの霊性に貫かれていた。
邦訳著書:
『今の瞬間』,
『零点にとどまる』,『マリアをわが家へ』(女子パウロ会)。