- ルイス・フロイス 著 /結城了悟 訳
- 357ページ /文庫 並製(ソフトカバー)
- 聖母の騎士社 発行
- ISBN4-88216-154-0 /Cコード:C0195
ルイス・フロイスは『日本史』の著者として知られている。
生来文筆の才能に恵まれていたことから来日以来、布教報告書の執筆者として重用されたが、1583年に『日本史』の編述を命じられた。
以来、長崎の地を拠点にフロイスは全力を尽くしてその執筆を続け、1957年7月8日の死によって擱筆した。
(長崎純心大学学長 片岡千鶴子)
初版発行:1997年8月1日
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もくじ
解題
ルイス・フロイスの序文
第一章──
迫害前の教会の状態と迫害の始まりと原因について
第二章──
迫害の始まりについて
第三章──
王が大坂から伏見に戻り、またミヤコにてその当時起こった事について
第四章──
王がイエズス会及び、中国から来航する人々に対してではなく、ルソンから来た修道者に死刑を宣告すると言った
第五章──
王が修道者のみを処罰すると宣告した後の長崎及びその地方で起こった出来事
(中略)
あとがき
付録
ルイス・フロイスの死
ルイス・フロイスの年表
聖パウロ三木についてペトロ・ゴメス神父の思い出
フランシスコ・カルデロン神父の手紙
二十六聖人が歩いた道
聖ペトロ・バプチスタの書簡
サン・フェリペ号事件の概略年表
訳者紹介
結城了悟(ゆうき りょうご)
長崎・日本26聖人記念館館長、カトリック司祭。
1922年10月 スペイン・セビリア生まれ
1939年9月 イエズス会入会
1948年 来日
1954年 司祭叙階
1963年 日本26聖人記念館館長に就任して今日にいたる
1978年 帰化する
著書:
『長崎への道』、『長崎の天主堂』、『九州の古城とキリシタン』、『新史料 天正少年使節』、『ザビエル』、
『キリシタンになった大名』、
『日本二十六聖人殉教記』(聖母文庫)
『ザビエルからはじまった 日本の教会の歴史』、
『海原のかなた 長崎外国人墓地の碑』(女子パウロ会)ほか多数がある。