イエスの渇き 小さきテレーズとマザー・テレサ

型番:1478960641

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商品の詳細

  • ジャック・ゴティエ 著 /伊従信子

  • 180ページ /四六判 並製(ソフトカバー)

  • 女子パウロ会 発行

  • ISBN978-4-7896-0641-7 /Cコード:C0016


1997年9月のマザー・テレサ帰天のちょうど100年前の1897年9月、ひっそりと世を後にした聖女小さきテレーズ。

時代も場所も環境も遠く隔たっていた2人を強く結んでいるものは……“人々への愛に燃えるイエスの渇きを潤すこと”。

深い主の愛にすべてを委ねきる「小さき道」を歩むこと、また、孤独で見捨てられている最も貧しい人々に愛を込めて仕えることで2人はそれぞれに、イエスの愛に応えて生きた。

世界中の人々に今なお敬愛され慕われる、2人の愛の道を辿る黙想集。

初版発行:2007年12月8日


もくじ


日本語版にそえて
はじめに

第1章 小さきテレーズの生涯
 愛に生きる
 イエスの渇きを発見
 罪びとの回心を祈る
 十字架上のイエスの叫び
 小さき道
 愛の学問の中心

第2章 マザー・テレサの生涯
 テレーズと共に第一歩
 修道生活に呼ばれて
 貧しい人びとへの愛の誓い
 祈りは力
 驚くべき単純さ
 すべての人のための聖性
 教皇からの手紙

第3章 「水を飲ませてください」
 井戸のほとりに
 神の贈り物を受けたサマリアの女
 真の礼拝とは
 見に来てください、救い主を
 アヴィラのテレサの祈り

第4章 「それは わたしにしてくれたこと」
 善きサマリア人
 愛を乞うイエス
 アウシュヴィッツでの祈り
 もっとも小さい者にしたこと
 二つの愛

第5章 砕かれた心
 十字架の聖ヨハネの導き
 孤独な牧童のドラマ
 マルガリータ・マリアに示されたイエスのみ心
 愛の沈黙
 暗夜を独り歩くテレーズ
 長い信仰の試練を生きるマザー
 よろこびの賜物

結びの言葉

 補遺1 テレーズの祈り
 補遺2 マザー・テレサの遺言
 補遺3 マザー・テレサの列福請願者へのインタビュー
 補遺4 マザー・テレサの祈り


著者紹介


著者:ジャック・ゴティエ(Jacquse Gauthier)
カナダの詩人、神学者。
オタワの聖パウロ大学教授。
多くの著作があり、カナダ、フランスでは講演会、ラジオやテレビの講話で知られている。


訳者:伊従信子(いより のぶこ)
東京生まれ。
元上智大学比較文学部教授。
カルメル会の霊性を生きる在俗会「ノートルダム・ド・ヴィ(いのちの聖母)」会員。

著書:
『テレーズの約束』『レオニー 小さい道を妹テレーズとともに』(サンパウロ)

訳書:
『幼いイエスの聖テレーズ自叙伝』(ドン・ボスコ社)他多数。


──女子パウロ会公式サイトLaudateより──
【幼いイエズスの聖テレーズ/小さい花の聖テレジア】
<祈りをもって宣教したテレジアは、
 宣教の保護者といわれている。>
→聖人カレンダー「10月1日 聖テレジア(幼いイエスの)おとめ教会博士」

【コルカタの聖テレサ:マザーテレサ (Mother Teresa)とは】
1910年 スコピエ(現在のマケドニア)で生まれる
1928年 ダブリン所在のロレット修道会に入会
1948 年 カルカッタで「神の愛の宣教者会」を創設するため、ロレット修道会を退会。
──貧しい人びとの中で最も貧しい人への奉仕が彼女の生涯の仕事となった。
1979年 ノーベル平和賞を受賞
1997年の没後直ちに列聖調査が開始
2003年 列福
2016年 列聖、聖人と認定される。
→特別企画「マザー・テレサ」