- 森一弘 著
- 70ページ /B6判 並製
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0732-2 /Cコード:C0030
2013年7月、「あなたの愛を政治に生かすヒント──わたしもあきらめない!」のテーマで開かれた、カトリック社会問題研究所主催の夏期セミナーで、「福音の視点から」と題して行われた講演に加筆したもの。
以後あちこちの講演でテキストとして使用するためまとめられた。
◎“Laudate”書籍の紹介:
『これからの日本のゆくえ―憲法改正問題を切り口として──福音の視点から』
初版発行:2013年12月25日
全国学校図書館選定図書
もくじ
はじめに
九十六条改正への動き
憲法の根底には価値観・世界観がある
1 憲法改正には、革命に通じる側面がある
2 憲法の根底にある価値観・世界観について
−1 フランス革命の場合
背景
基本的人権と国家主権の確立
問題点とその後の課題
−2 明治憲法の場合
−3 現行憲法の場合
−4 自民党の憲法草案(二○一二年四月二十七日)の場合
むすび
参考資料
著者紹介
森一弘(もり かずひろ)
1938年生まれ、神奈川県出身。上智大学文学部哲学科を卒業。
1967年ローマでカトリック司祭になり、1985年司教に叙階。
2000年まで、東京教区補佐司教を務める。その間、カトリック中央協議会事務局長を兼務。
現在は財団法人・真生会館の理事長として、講演活動、執筆活動、黙想指導などに携わる。