- チャールズ・E・カラン 著 /清永俊一 訳
- 420ページ /A5判 並製(ソフトカバー)
- サンパウロ 発行
- ISBN978-4-8056-2816-4 /Cコード:C3316
カトリック的な倫理生活と倫理神学・霊性神学──
教皇の回勅、第2ヴァチカン公会議公文書等に記されている文献を参照しながら
教会の中で生きるキリスト者にとっての良心や徳の問題を、
幅広い見地から示唆してくれる書。
初版発行:2008年11月30日
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もくじ
第一章 背景としての教会
第二章 スタンス
第三章 モデル
第四章 人格
第五章 諸徳
第六章 原則
第七章 良心
第八章 教会の教え
結び
訳者あとがき
〔巻末記載〕
翻訳文献
原注
著者紹介
著者:チャールズ・E・カラン(Charles E. Curran)
アメリカのカトリック司祭で、著名な倫理神学者。
以前はアメリカ・カトリック大学の神学部の学部長であったが、教皇庁により解任され、現在は、
アメリカのダラスにあるサウザン・メソジスト大学のエリザベス・スカーロック大学の「人間の価値」講座の教授。
アメリカ神学会とアメリカ・カトリック神学会、そしてキリスト教倫理学会の会長を務めてきた。
著者ないし編著者として四十冊以上の著作がある。
特に、長年にわたってイエズス会のリチャード・A・マコーミックと共にReadings in Moral Theologyシリーズの編著者である。
Catholic Social Teaching 1891-Present: A Historical, Theological and Ethical Analysis, Georgetown University Press, 2002; The Moral Theology of Pope John Paul II, Georgetown University Press, 2005; Loyal Dissent: Memoir of a Catholic Theologian, Georgetown University Press, 2006.
訳者:清永俊一(きよなが しゅんいち)
1948年 宮崎県に生まれる。
21歳の時にカトリック教会で受洗し、その数年後にフランシスコ会に入会。
1983年 教皇庁立東京聖アントニオ神学院卒業、カトリック司祭叙階。
1986年から1991年にかけて教皇庁立ラテラノ大学アカデミア・アルフォンシアーナで倫理神学を専攻。
現在は、東京聖アントニオ神学院倫理神学教授。
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