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浦上四番崩れ 片岡弥吉全集3

想像を絶した苛酷な迫害にも負けず神への信仰を貫いたキリシタンたちの記録。
型番 978-4-434-25833-6
販売価格 3,456円(税込)
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  • 片岡弥吉 著

  • A5判 上製

  • 497ページ

  • ISBN978-4-434-25833-6

  • Cコード:C0321

  • 智書房


政治と宗教の相克摩擦は、どこの国にも古くからあったし、今もある。
しかし我が国の近世から近代に及ぶキリシタン弾圧ほど、長い間残虐に行われた例は少ない。
「浦上四番崩れ」はそのキリシタン迫害史の最後の一コマである。
一村総流罪、悲惨な拷問など、想像を絶した苛酷な弾圧にも屈せず、信仰の自由をかちとったのは、神へのまっすぐな信仰心と厳しく純粋な精神のゆえであった。
「浦上四番崩れ」は実に近代を生み出すために日本が耐えねばならなかった陣痛であったといえよう。

愚昧な農民にすぎないと見られていたキリシタンたちが、幕府を手こずらせ、明治政府に政策転換を余儀なくさせたのは、何によるのか。
権力の無慈悲な暴力にも屈せず、死をも賭して信仰を守りぬいた力は何か。
その歴史にある浦上の地にあって、キリシタンの歴史を仔細に調査、研究した著者は、彼らの悲惨と栄光の苦しい歩みをあとづけ、そのひたすらな良心の美しさを描きあげる。
綿密な踏査と得難い資料、かけがえのない語り手によって、ここに近代の黎明期の裏面が躍動的に浮かび上がる。

初版発行: 2019年3月16日

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もくじ


はじめに

一 浦上四番崩れ 明治政府のキリシタン弾圧

 『浦上四番崩れ』補遺
 信徒発見当時の最初の発言者について
 Laucaigne司教の名の訓み方について
 『浦上四番崩れ』索引

二 浦上教徒事件関係論考

 阿部真造について 諜者か、信者か
 配流浦上キリシタンの教諭について
 異宗門徒人員帳の研究
 高木仙右衛門 浦上四番崩れの抵抗
 浦上崩れとキリシタン遺物
 太政官諜者のスパイ活動 キリシタン取締り秘史

三 「旅」の話

 サダ女覚え書
 牢面桶

おわりに

著者紹介


著者:
片岡弥吉 (かたおか やきち)
1908年長崎県生。日本大学卒。
純心女子短期大学副学長、1980年2月21日没。

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