- シール台紙:16.5cm×5.0cm
- 中国製ハンドメイド
立体感がかわいらしい、白い鳩のシールです。
旧約聖書の「ノアの箱舟」の物語のなかで、
地から洪水が引いたことを知るために、
船から放した鳩がオリーブをくわえて帰ってくるという描写があります。
ハートをくわえた鳩に、オリーブをくわえて帰ってきた鳩の様子が重なります。
いろいろなお祝いのカードの装飾に。
洗礼や堅信、結婚のお祝いカードの装飾にも、おすすめです。
──女子パウロ会公式サイトLaudateより──
【ハトがオリーブの枝をくわえているのはなぜ?】
<旧約聖書の創世記6章〜9章に、ノアの洪水の物語が書かれています。
ハトに関連しているところは、特に8章8〜12節です。
洪水がひいてオリーブの枝をくわえて、箱舟に戻ってきたハトは、
神の罰である洪水が終わったことを示していました。>
<オリーブの枝を持つハトは、神と人間の和解のシンボル、
人間が神との和解によって得た平和な世界を共に築いていく
平和を象徴するシンボルとなったのです。>
→キリスト教マメ知識「ハト(平和のシンボル)」
──「ノアの箱舟」
人間は地上にどんどんふえていきました。でもその心はますますわるくなっていくようでした。ある日、神さまはノアという人におっしゃいました。
「ノアよ、世界じゅうで、たったひとり、おまえだけがわたしのよろこびだ。ほかの人間の心はみんなくさっている。人間なんてつくらなければよかったと思うくらいだよ。そこで、おまえは、いま、大きな大きな箱のような船をつくりなさい。船にはたくさんのへやをつくり、内も外もしっかりアスファルトをぬって、水がはいらないようにしなさい。船ができたら、おまえとおまえの家族のほか、地上のすべての動物のおすとめすひとつがいずつをいれて、船にのりなさい。わたしは大水でこの地をほろぼそう。」
ノアはおことばを信じました。
そして、ながいあいだかかってやっと大きな大きな船をつくり、神さまのおっしゃったとおりにしました。すると、雨がふりだしました。くる日も、くる日も、たきのような雨がふりつづいたのです。地上はいちめんの水になってしまいました。町や村はもちろん、高い山やまも、ひとつ、またひとつと水のなかにしずんでいき、とうとういちばん高い山まですっかり水の下になってしまいました。
四十日四十夜たって雨がやんだとき、生きているものといったら、箱船のなかにいるものだけになっていました。神さまはノアの箱舟のものたちをおぼえていてくださったのです。水がすこしずつへってくると、ノアははとを放してみました。はとは足をとめるところがなかったので、船にもどってきました。七日まって、もういちどはとを放してみると、こんどは、オリーブの枝をくわえてもどってきたではありませんか。水がひいて、植物がふたたび芽を出していたのです。三度め、はとはもうもどってきませんでした。やがて、船はしっかりと地面につきました。
ノアとそのつま、三人のむすことそのつまたち、みんなで八人は動物たちをつれて外に出ました。ノアたちは、そこに祭壇をきずいて、神さまにかんしゃのささげものをしました。空に美しいにじがかかって神さまのお声がしました。
「生めよ、ふえよ、地にみちよ。たねをまいて、かりいれよ。もうけっして大水でみんなをほろぼすことはしない。」
こうして、ノアとその子どもたちは、そのあとずっと長生きし、おおぜいの子孫が生まれ、また、たくさんの人間が地上に増えていきました。
→『子どもの旧約聖書物語』(女子パウロ会 発行)
「ノアよ、世界じゅうで、たったひとり、おまえだけがわたしのよろこびだ。ほかの人間の心はみんなくさっている。人間なんてつくらなければよかったと思うくらいだよ。そこで、おまえは、いま、大きな大きな箱のような船をつくりなさい。船にはたくさんのへやをつくり、内も外もしっかりアスファルトをぬって、水がはいらないようにしなさい。船ができたら、おまえとおまえの家族のほか、地上のすべての動物のおすとめすひとつがいずつをいれて、船にのりなさい。わたしは大水でこの地をほろぼそう。」
ノアはおことばを信じました。
そして、ながいあいだかかってやっと大きな大きな船をつくり、神さまのおっしゃったとおりにしました。すると、雨がふりだしました。くる日も、くる日も、たきのような雨がふりつづいたのです。地上はいちめんの水になってしまいました。町や村はもちろん、高い山やまも、ひとつ、またひとつと水のなかにしずんでいき、とうとういちばん高い山まですっかり水の下になってしまいました。
四十日四十夜たって雨がやんだとき、生きているものといったら、箱船のなかにいるものだけになっていました。神さまはノアの箱舟のものたちをおぼえていてくださったのです。水がすこしずつへってくると、ノアははとを放してみました。はとは足をとめるところがなかったので、船にもどってきました。七日まって、もういちどはとを放してみると、こんどは、オリーブの枝をくわえてもどってきたではありませんか。水がひいて、植物がふたたび芽を出していたのです。三度め、はとはもうもどってきませんでした。やがて、船はしっかりと地面につきました。
ノアとそのつま、三人のむすことそのつまたち、みんなで八人は動物たちをつれて外に出ました。ノアたちは、そこに祭壇をきずいて、神さまにかんしゃのささげものをしました。空に美しいにじがかかって神さまのお声がしました。
「生めよ、ふえよ、地にみちよ。たねをまいて、かりいれよ。もうけっして大水でみんなをほろぼすことはしない。」
こうして、ノアとその子どもたちは、そのあとずっと長生きし、おおぜいの子孫が生まれ、また、たくさんの人間が地上に増えていきました。
→『子どもの旧約聖書物語』(女子パウロ会 発行)
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