- エリザベト・マチウ・リーデル 著 /フィリップ・グロード 訳
- 336ページ /四六判 上製(ハードカバー)
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0529-8 /Cコード:C0047
さまざまな境遇にある約二十人の末期患者と
医師と家族と介護者たちとの具体的な触れ合いの記録をとおして、
多方面にわたって終末期ケアのあり方をみつめている。
一人ひとりが最期までその人らしく幸せに生きぬくために、
どのような助けができるのか?
そのこたえを、ここに見いだせると思う。
苦しみの中にある遺族への励ましの集いや
ボランティアの力強い言葉もある。
実際に起こった事例や
心を尽くして介護にあたった体験から語られています。
初版発行:2001年1月6日
全国学校図書館協議会選定図書・日本図書館協会選定図書
もくじ
序言
はじめに
ヘディ
──攻撃的な彼が親切な友となり、共に祈った。最期まで自分らしさを保った闘病の日々
エリザベト
──女医として、緩和ケアに取り組むまでの二十年間の心の旅、真の医学を探し求める旅
カリーヌ
──昏睡状態にある彼女の耳元で懸命に語りかけると、涙を流すことでこたえてくれた
ギュスタブ
──時間をかけ誠意を尽くして彼の声を聞いた。彼の人生の楽しみが再度、実現した!
イブ
──人間の尊厳と救いは勇敢に苦痛を受けとめることにある? ホスピスとは?
ラファエル
──無意味な延命治療になりかねないものがあり、心身を助ける「病者の塗油」の恵みがある
フランソワ
──自殺願望から生きる意欲へ、抵抗から祈りへと変わったのはなぜ?
ジェラルディン
──患者は真実を知る権利があり、また、それに耐えうる力をもっている
ステファン
──患者に触れるのは手だけではない。まなざしで触れることもある
ボランティアのクラウディア
──奉仕は他人を受け入れ、他人に自分を開く体験 自分を捨てて自分をつかむ体験
レベッカとルネ
──安楽死を望む家族と、痴呆の老人と温かなかかわりを持つ家族と
エマヌエル
──患者に残っている創造性と能力を生かすことは患者を元気づけること!
レジナル
──不安な夜をすごす患者に必要な母性的ケアを務める、夜勤専門者の言葉
スザンヌ フィリップ カタリナ
──身近な人を亡くし、苦悩のさ中にいる人々を“支え励ます”集いで働く三人の体験から
ロジェ
──最期には心の落ち着きを取り戻し 人を愛する心をもって旅立てたのは?
エレン ドミニク マドレーヌ
──だれにも必要な心の底からの安らぎをあたえる霊的ケアについて
ポーロ
──介護者が、もし患者の宗教的な問いかけにもこたえることができるなら
カルロ
──自宅で身内の介護を受け、あとに残る子らの成長を見守ることは高齢者の生きがい
ファビアン
──残される家族を心配する患者は「もう安心して逝ってもいい」という合図を待っている
ドミニク
──幼い息子を亡くした父親と母親の証言
ピエール・グルサ
──エマニュエル共同体の精神・歴史・活動と創立者の闘病生活について
結び
訳者のことば
注
はじめに
ヘディ
──攻撃的な彼が親切な友となり、共に祈った。最期まで自分らしさを保った闘病の日々
エリザベト
──女医として、緩和ケアに取り組むまでの二十年間の心の旅、真の医学を探し求める旅
カリーヌ
──昏睡状態にある彼女の耳元で懸命に語りかけると、涙を流すことでこたえてくれた
ギュスタブ
──時間をかけ誠意を尽くして彼の声を聞いた。彼の人生の楽しみが再度、実現した!
イブ
──人間の尊厳と救いは勇敢に苦痛を受けとめることにある? ホスピスとは?
ラファエル
──無意味な延命治療になりかねないものがあり、心身を助ける「病者の塗油」の恵みがある
フランソワ
──自殺願望から生きる意欲へ、抵抗から祈りへと変わったのはなぜ?
ジェラルディン
──患者は真実を知る権利があり、また、それに耐えうる力をもっている
ステファン
──患者に触れるのは手だけではない。まなざしで触れることもある
ボランティアのクラウディア
──奉仕は他人を受け入れ、他人に自分を開く体験 自分を捨てて自分をつかむ体験
レベッカとルネ
──安楽死を望む家族と、痴呆の老人と温かなかかわりを持つ家族と
エマヌエル
──患者に残っている創造性と能力を生かすことは患者を元気づけること!
レジナル
──不安な夜をすごす患者に必要な母性的ケアを務める、夜勤専門者の言葉
スザンヌ フィリップ カタリナ
──身近な人を亡くし、苦悩のさ中にいる人々を“支え励ます”集いで働く三人の体験から
ロジェ
──最期には心の落ち着きを取り戻し 人を愛する心をもって旅立てたのは?
エレン ドミニク マドレーヌ
──だれにも必要な心の底からの安らぎをあたえる霊的ケアについて
ポーロ
──介護者が、もし患者の宗教的な問いかけにもこたえることができるなら
カルロ
──自宅で身内の介護を受け、あとに残る子らの成長を見守ることは高齢者の生きがい
ファビアン
──残される家族を心配する患者は「もう安心して逝ってもいい」という合図を待っている
ドミニク
──幼い息子を亡くした父親と母親の証言
ピエール・グルサ
──エマニュエル共同体の精神・歴史・活動と創立者の闘病生活について
結び
訳者のことば
注
著者紹介
著者:エリザベト・マチウ・リーデル(Elisabeth Mathieu-Riedel)
1951年生まれ。
医師。在宅緩和ケアサービス協会(SFAP)に属している。
熱心なキリスト教信徒の家庭に生まれ、数々の不幸(死別)を経験。
19歳のとき医学の道に進み、その後、
神とより人間的な医学を探し求めて世界中を旅する。
今日、その霊的な旅で見いだした光と20年の医学的経験のもとに、
愛と知性をつくして病人に耳を傾け、
死を迎える人々の医療に真の平和と喜びをもって従事している。
訳者:フィリップ・グロード(Philippe Gourralud)
1927年 フランスに生まれる。
1954年 来日、61年函館元町カトリック教会主任司祭に就任。
1977年 函館市に特別養護老人ホーム「旭ケ岡の家」を設立。施設長となる。
以後、さまざまな老人福祉施設やサービスを広げ、国連の老人憲章づくりにも加わる。
日仏友好親善の功績で「レジョン・ドヌール勲章」 受賞。
1996年 北海道新聞社会文化賞受賞。
主な著書:
『日本のお年寄り―老人ホームの四季』(YMCA出版)、
『好奇心だよ、好奇心―グロード神父の生き方論』(女子パウロ会)ほか。
 
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