- 教皇ヨハネ・パウロ二世 著 /澤田和夫 訳
- 144ページ /A6判 並製
- カトリック中央協議会
- ISBN978-4-87750-196-9 /Cコード:C0116
神のいつくしみを求める叫びは、
現代の教会の特徴でなくてはなりません。
聖書に表現された「いつくしみ」の概念を考察し、
キリストの復活の秘義にこそ、
その完全な啓示があることを再確認する回勅。
──正義の理念がゆがめられた現代社会への、愛といつくしみの実践の訴え。
教会は、いつくしみの信仰を告白し宣言するときに
真の生活を生きています。
これこそ創造主としてもあがない主としても、
もっとも驚嘆すべき属性です。
救い主のいつくしみの泉を委託され、配る役割をもたされて、
救い主のいつくしみの泉へと人々を近づけるときに、
真の生活を生きています。
この方面のことで、神のことばをたえず黙想することは
大きな意味を持っていますし、
何にも増して、感謝の祭儀と回心あるいはゆるしの秘跡へ、
意識し円熟したしかたで参加することは、
大きな意味をもっています。
(本文より)
初版発行:2015年12月8日
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もくじ
第一章 わたしを見る人は父を見る
1.いつくしみの啓示
2.いつくしみの受肉
第二章 メシア的メッセージ
3.キリストが行いかつ教え始めたとき
第三章 旧約
4.旧訳における「いつくしみ」の観念
第四章 放蕩息子のたとえ
5.一つの類似
6.人間の尊厳
第五章 復活秘義
7.十字架と復活に現れたいつくしみ
8.死よりも罪よりも強い愛
9.いつくしみの母
第六章 代々に至るあわれみ
10.現代の一つのイメージ
11.不安の源泉
12.正義で足りるか
第七章 教会の使命における神のいつくしみ
13.教会は神のいつくしみへの信仰を告白し宣言する
14.教会はいつくしみを実行しようとする
第八章 現代における教会の祈り
15.教会は神のいつくしみに訴える
注
<付録>
教皇司式による福者マリア・ファウスティナ・コヴァルスカ列聖式ミサ
教皇ヨハネ・パウロ二世の説教
あとがき
1.いつくしみの啓示
2.いつくしみの受肉
第二章 メシア的メッセージ
3.キリストが行いかつ教え始めたとき
第三章 旧約
4.旧訳における「いつくしみ」の観念
第四章 放蕩息子のたとえ
5.一つの類似
6.人間の尊厳
第五章 復活秘義
7.十字架と復活に現れたいつくしみ
8.死よりも罪よりも強い愛
9.いつくしみの母
第六章 代々に至るあわれみ
10.現代の一つのイメージ
11.不安の源泉
12.正義で足りるか
第七章 教会の使命における神のいつくしみ
13.教会は神のいつくしみへの信仰を告白し宣言する
14.教会はいつくしみを実行しようとする
第八章 現代における教会の祈り
15.教会は神のいつくしみに訴える
注
<付録>
教皇司式による福者マリア・ファウスティナ・コヴァルスカ列聖式ミサ
教皇ヨハネ・パウロ二世の説教
あとがき
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