- メリー・ジョスリン 作 /アリソン・ワイセンフェルト 絵 /青木久子 訳
- 30ページ /B5変型 上製
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0510-6 /Cコード:C8716
イエスの母マリアさまの物語は、多くの書物に記されています。
そのもとは、聖書のマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネによる福音書などと思われます。
さらに、そのもとは、マリアさまの心のなかにあったのではないでしょうか。
神さまの言葉を信じ、すべてを受けいれたマリアさまの生涯は、それゆえに、
限りない愛と喜び、そして苦難と悲しみに満ちたものでした。
この絵本では、年老いたマリアさまが、
自分の生涯をふり返って、子どもたちに、
はかりしれない神さまの愛について語ります。
おそらくトルコのエフェソのいちじくの木かげで、
子どもたちにせがまれてなんども話した、
マリアさま自身の物語です。
幼稚園年長(5歳)以上向けです。
日本図書館協会選定図書
著者紹介
作:メリー・ジョスリン(Mary Joslin)
メリー・ジョスリンは子ども時代に夢中になって読んだ物語を自分の子どもたちに
語りきかせた経験から、子どもの本の創作を始めた。
聖書のあちこちに記されている、よく知られたイエスの母マリアの生涯の断片を織りこんで、
わかりやすいひとつの物語にまとめあげたのがこの絵本。
他の作品に、アシジのフランシスコ、奇跡をおこなったイエスを主人公とする絵本がある。
絵:アリソン・ワイセンフェルト(Alison Wisenfeld)
芸術を愛する、経験豊かなさし絵画家。
この絵本の絵は中世イタリアの宗教画からインスピレーションを受けて描かれた。
その結果、古典的であると同時に上品で清々しい表現になった。
このほかに、同じくメリー・ジョスリン作のアシジのフランシスコの絵本の絵もてがけている。
訳者:青木久子(あおき ひさこ)
1942年兵庫県に生まれ。国際基督教大学で言語学を学び、のちに絵本の出版社
(至光社とオーストリアのノイゲバウエルプレス)に勤務。
その後、フリーで絵本関係の仕事にたずさわる。
主な著書:『サンタクロースのすきなおはなし』(女子パウロ会)
訳書:『ティナとおおきなくま』『テーブルのした』(徳間書店) 他。
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