- 奥村一郎 著
- 188ページ /A6判 並製
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0793-3 /Cコード:C0116
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全書判『祈り』の文庫本化。
祈りの表だけでなく、祈りの裏にあるもの、祈りの底にあるものにふれなければ、祈りの根は見いだせない。
祈れない現代人を深い祈りへの道へ懇切に導き入れる。
初版発行:2018年3月20日
もくじ
はじめに P・ネメシェギ
1 祈り以前の祈り
2 祈り ──神の逆説──
3 魂の呼吸
4 祈りの原点
5 祈りの定義
6 ほんとの話
7 祈りの糧
8 祈りながらまどろむ子ども
9 神にきく
10 祈りの人間論
絶えず祈れ ──無名の順礼者──
身心一如
水分と水
生活即祈り ──祈りの実存的理解──
水の祈り
ダムの湖 ──祈り以後の祈り──
竹の節
時間と時刻 ──ともに祈る──
11 カミサマ ゴメンネ ──断たれた祈り──
12 月のうさぎ
13 み旨ならば
14 キリストの祈り ──かれらの一ならんことを──
あとがき
著者紹介
奥村一郎(おくむら いちろう)
1923年に岐阜県に生まれる。カトリック司祭(カルメル会)。
東京大学在学中、禅仏教よりカトリックに改宗。
卒業後、カルメル修道会入会のために渡仏。
帰国後、主に他宗教との対話と交流に関与する。
2014年に帰天。
主な著訳書
紙本:
『主とともに−十字架の道行と黙想』『神とあそぶ』『断層』『祈りの友』
(女子パウロ会発行)、『奥村一郎選集1〜9』『聖書真読の生い立ち』(オリエンス宗教研究所)、
訳書『カルメル山登攀』(ドン・ボスコ社)、『愛ゆえに生く』(サンパウロ)他。
電子本:『祈り』『神とあそぶ』『主とともに−十字架の道行と黙想』