- 著:カブンディ・オノレ
- 264頁 /B6判 並製(ソフトカバー)
- オリエンス宗教研究所 発行
- ISBN978-4-87232-123-4 /Cコード:C3016
世界には多くの宗教が存在しています。
それぞれ宗教は神への考え方を持ち、人間に神への異なる道を示します。
殆どの宗教が自らの教えや境界線を規定して、それを通して信者たちに救いを得させようとしているのです。
しかし、異なる宗教の教えと境界は人類の対立や不和の源にもなっています。
どのようにして、不和に苦しみ対立する信者らが対話に向かい、互いに手を取り合って歩むことができるでしょうか。
――著者からのメッセージ
キリスト者の信じる神の救いは宗教の境界を越えるのか――他宗教に対するキリスト教の態度、
神の計画の中での諸宗教の位置づけを検討しつつ、多くの宗教が並び立つアフリカでの経験から、
著者が日本における福音宣教と宗教間対話への新たな取り組みを提示する。
初版発行:2024年3月14日
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もくじ
1章 神の救いの計画に対するデュプイの神学
2章 異なった宗教・宗派に対するキリスト教の態度
3章 諸宗教に関するキリスト教のパラダイムシフト
4章 救済のオイコノミアにおける宗教的多元性の位置づけ
5章 日本における福音宣教と宗教間対話
注
引用・参考文献
あとがき
著者紹介
カブンディ・オノレ(Kabundi Honoré, cicm)
淳心会司祭。コンゴ民主共和国生まれ。
2001年、聖アウグスティヌス大学卒業。淳心会入会。
2006年、聖シプリアン神学大学卒業後、聖ルカ病院 (フィリピン) で臨床パストラルケア教育を修了し日本に赴任。
2010年、司祭叙階。東京教区松原教会助任司祭を経て、2013-18年、淳心会アジア管区秘書。
上智大学大学院神学研究科博士後期課程修了。博士(神学)。レジオマリエ東京レジア指導司祭。
著書に『聖書が語る天使の実像――霊的生活を深めるヒント』 (2020年)、『GUIDE PRATIQUE A L' USAGE DES SERVANTS D' AUTEL』(CIAM-AFA、2021)。
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