アフリカの青い空の下に生きて

• 徳永 瑞子　著


• 244頁　／B6判　並製


• サンパウロ 発行


• ISBN978-4-8056-0072-6　／Cコード：C0016

アフリカの大自然に生きる人びとは、天災や内戦、貧困に苦しみながらも
生きることへの力強いエネルギーに満ちあふれている。

読売新聞の「読売女性ヒューマン・ドキュメンタリー大賞」を受賞した経歴をもつ著者は、
中央アフリカ共和国で長年にわたり、HIV感染者やエイズ患者の治療と生活支援に献身してきた看護師・助産師である。
本書は、その第一線を退いた著者が現地で出会った忘れ得ぬ人びととのなつかしい日々を思い出して綴ったエッセイである。


初版発行：2024年4月5日

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もくじ

はじめに

１　アフリカは今日も青空
２　アンドレ
３　スパゲティ
４　エスプレッソ
５　ランドローバー
６　ジョナスの人生
７　親族
８　猫の後見人
９　盗賊の話
１０　洋裁師ロジェ
１１　あなたの名前は
１２　イスラム教徒の女性たち
１３　内戦下の生活
１４　人生の続き
１５　曲芸
１６　フランスパン
１７　みんなの広場
１８　ルイーズの人生
１９　宣教師たちの人生
２０　画家ムンパシ
２１　もっと豊かに、もっと便利に
２２　アフリカの動物
２３　地域医療とシェフ
２４　アフリカン・ドリーム
２５　なぜ、こんな国になったのか？
２６　シスター・マリ
２７　私の複雑な思い
２８　チョコレートとコーヒー
２９　コカ・コーラの思い出
３０　不思議な石
３１　みんなで生きる
３２　テレーズ校長
３３　女性たちの生き方
３４　小さな労働者たち
３５　ようこそ、いらっしゃいませ

おわりに

著者紹介

徳永　瑞子（とくなが　みずこ）
看護師・助産師
1948年　福岡県生まれ。
1971年　コンゴ民主共和国で医療活動をしたのがアフリカでの活動のきっかけとなる。
1993年から2022年3月　中央アフリカ共和国でエイズ患者支援活動を行う。

著書：
『エチオピア日記』（海声社）、
『プサマカシ』（読売新聞1990年第11回読売女性ヒューマン・ドキュメンタリー大賞受賞/テレビドラマ化）、
『ザンベ！』、『シンギラミンギ』『サバンナの風に魅せられて―アフリカのエイズ患者と歩んだ30年―』（サンパウロ）、
『これは本当のアフリカのお話です』、『アフリカで老いを生きる』（青海社）、
『アフリカの詩』、『国際看護学』共編著、
詩集『アフリカの大地』、詩集『アフリカの風』（クオリティケア）、
写真集『私のアフリカ―見て　触れて感じたアフリカ』（自費出版）。