- 高田三郎 作曲・指揮
- 声楽 /日本語歌詞付き
- フォンテック 発行
詩編は旧訳時代に作られたものですが、
人間のあらゆる生活環境の中で、
神のいぶきによってつづられた祈りであって、
種々の形の美しい詩や歌に表現され、
私たちのすさんだ心に祈る心を起こさせてくれます。
喜びのうちにも、悲しみの時にも、深い嘆きの中にさえ、
詩編のことばは神のわざを思い起こさせ、
神に賛美と感謝をささげる気持ちに、私たちを導いてゆきます。
詩編の多くは、本来、神殿や会堂で、
たて琴をかなで、楽の音に合わせて歌われたものですから、
キリスト者の教会でも絶えず新しいことばに訳され、
新たに作曲されて、新しい歌ができてきました。
「新しい歌を神に歌う」ことは、旧約以来変わらない詩編の歌の特徴です。
合唱・典礼聖歌研究会、オルガン・綾部玲子、監修・土屋吉正
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曲目
- 私たちは神の民
1.神に向かって
2.わたしたちは神の民
3.しあわせな人
4.神の注がれる目は - 神の栄光は偉大
5.神の名は
6.栄光は世界におよび
7.天の栄光を語り - 神のみ旨とはからい
8.神よあなたのことばは
9.神のみ旨を行うことは
10.神のはからいは - 神のわざの記念
11.神のわざを思い起こそう
12.神は残された不思議なわざの記念を - 神を慕い祈る
13.荒地のかわき果てた土のように
14.神よわたしに目を注ぎ
15.神よあなたの顔の光を
16.エルサレムよ、おまえを忘れるよりは - 神の恵みを味わう
17.いのちあるすべてのものに
18.主を仰ぎ見て
19.主はわれらの牧者 - 主をたたえよう
20.心を尽くして神みをたたえ
21.主をたたえよう
22.いのちあるすべてのものは
23.たて琴をかなで
著者紹介
作曲・指揮者:高田 三郎(たかだ さぶろう)
1913年12月18日 名古屋に生まれる。
1939年 東京音楽学校作曲科卒業。信時潔、クラウス・プリングスハイムに師事
1953年 40歳で受洗。
第2バチカン公会議の典礼憲章によりラテン語のミサが日本語に移行する際に、
日本カトリック司教団の依頼で典礼聖歌作曲に着手し、120曲を越える典礼聖歌を作曲した。
1953〜79年 国立音楽大学教授
1979年〜 同大学名誉教授
1963〜68年 日本現代音楽協会委員長
1679〜84年 同協会委員長
2000年10月22日 帰天。
著書:
「くいなは飛ばずに」「来し方」(ともに音楽之友社刊)、「典礼聖歌を作曲して」(オリエンス宗教研究所)
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