- 教皇庁国際神学委員会 著 /岩本潤一 訳
- 152ページ /B6判 並製
- カトリック中央協議会
- ISBN978-4-87750-165-5 /Cコード:C0016
人類の偉大な知恵に共通する多くの要素を含む自然法について、
諸宗教や諸哲学が内包する遺産の概観から始め、
人間の経験から発して定式化された
自然法のおきてを規範的原理として示したうえで、
その哲学的、形而上学的、宗教的基盤を考察。
さらに、政治生活における自然法の規制としての役割を説明することで
その一貫性と妥当性を明示して、
救いの歴史においてこそ自然法は完全な意味を持ち、
イエス・キリストこそすべての法の完成であることを明らかにしています。
初版発行:2012年1月25日
※ この書籍はお取り寄せのため、ご注文後のキャンセルはできません。
また、お取り寄せに1〜3週間ほどかかります。
他の商品を合わせてご注文なさる場合、発送が遅くなりますのでご注意ください。
もくじ
序文
第一章 歩み寄り
一 世界のさまざまな知恵の伝統と諸宗教
二 自然法に関するギリシア・ローマの源泉資料
三 聖書の教え
四 キリスト教的伝統の発展
五 その後の発展
六 教会教導職と自然法
第二章 道徳的価値の認識
一 社会と文化の役割
二 道徳的経験――「人は善を行わなければならない」
三 自然法のおきての発見――自然法の普遍性
四 自然法のさまざまなおきて
五 共通のおきての適用――自然法の歴史性
六 人格の道徳的態勢と具体的行為
第三章 自然法の理論的基礎
一 経験から理論へ
二 本性、人格、自由
三 本性、人間、神――調和から葛藤へ
四 和解への道
第四章 自然法と国家
一 人格と共通善
二 政治的秩序の基準としての自然法
三 自然法から自然権へ
四 自然法と実定法
五 政治的秩序は終末論的秩序ではない
六 政治的秩序は地上的・理性的秩序である
第五章 自然法の完成としてのイエス・キリスト
一 生ける法である受肉したみことば(ロゴス)
二 聖霊と自由をもたらす新しい法
結び
注
解説
第一章 歩み寄り
一 世界のさまざまな知恵の伝統と諸宗教
二 自然法に関するギリシア・ローマの源泉資料
三 聖書の教え
四 キリスト教的伝統の発展
五 その後の発展
六 教会教導職と自然法
第二章 道徳的価値の認識
一 社会と文化の役割
二 道徳的経験――「人は善を行わなければならない」
三 自然法のおきての発見――自然法の普遍性
四 自然法のさまざまなおきて
五 共通のおきての適用――自然法の歴史性
六 人格の道徳的態勢と具体的行為
第三章 自然法の理論的基礎
一 経験から理論へ
二 本性、人格、自由
三 本性、人間、神――調和から葛藤へ
四 和解への道
第四章 自然法と国家
一 人格と共通善
二 政治的秩序の基準としての自然法
三 自然法から自然権へ
四 自然法と実定法
五 政治的秩序は終末論的秩序ではない
六 政治的秩序は地上的・理性的秩序である
第五章 自然法の完成としてのイエス・キリスト
一 生ける法である受肉したみことば(ロゴス)
二 聖霊と自由をもたらす新しい法
結び
注
解説
おすすめ商品
1,485円(税込)
1,540円(税込)
4,730円(税込)
13,920円(税込)
1,950円(税込)