東日本大震災後、日本ではさかんにこの絆という言葉が強調されるようになった。
人びとは絆を求めて、また絆をよりどころに生きようと歩み始めている。
「離れがたい結びつき」は夫婦・血縁に限ったことではない。
縁あって交わることのできたひとりひとりとの絆がたいせつなのである。
それを私は家族と呼びたい。
──「出版に寄せて」より人びとは絆を求めて、また絆をよりどころに生きようと歩み始めている。
「離れがたい結びつき」は夫婦・血縁に限ったことではない。
縁あって交わることのできたひとりひとりとの絆がたいせつなのである。
それを私は家族と呼びたい。
初版発行:2012年9月8日
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もくじ
第1章 家族 父、そして母
第2章 聖女テレサと家族
第3章 跣足女子カルメル会会憲
参考文献
第2章 聖女テレサと家族
第3章 跣足女子カルメル会会憲
参考文献
著者紹介
編・著者:テレサ 高橋正江(たかはし まさえ)
1956年生まれ。
1980年、上智大学外国語学部イスパニア語学科卒。
1982年から1983年、スペイン・バリャドリド大学留学。上智大学勤務。
監修:鈴木宣明(すずき のぶあき)
1929年生まれ。
イエズス会司祭。上智大学文学部史学科卒業。
同大学院哲学研究科・神学研究科修了。
1968年から1970年、ドイツ・ミュンヘン大学霊性史研究留学。上智大学名誉教授。博士(史学)。
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