近年、アメリカを中心とした英語圏の教会で、より多くの人が神のみことばを味わい、
信仰を豊かにする手だてとして、カトリック聖書注解書シリーズが企画された。
本書は、2008年のシノドス(世界代表司教会議)の際、
教皇ベネディクト16世に手渡されたシリーズの第1冊目『The Gospel of Mark』の全訳である。
初版発行:2014年12月8日
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著者紹介
著者:メアリー・ヒーリー(Mary Healy)
1964年 アメリカで生まれる。
1986年 ノートルダム大学卒業。
1988年 フランシスコ大学にて神学修士号を取得。
1991年 オーストリア、ゲマインの国際神学研究所にて神学の教授資格を取得。
2000年 教皇庁立グレゴリアン大学にて聖書神学の博士号を取得。
ミシガン州、デトロイトの聖心大神学院の聖書学の教授を務める。
監修:湯浅俊治(ゆあさ としはる)
1966年 長崎に生まれる。
1994年 長崎にて同教区司祭として叙階される。
1995年 フランスのサン・スルピス司祭会入会。
1996年 以後4年間、ローマの教皇庁立聖書研究所にて聖書学を修め、聖書学博士号を取得。
帰国後、新約聖書の教鞭をとる。
訳者:田中昇(たなか のぼる)
1976年 埼玉県に生まれる。
1999年 早稲田大学理工学部卒業。
2010年 東京教区司祭として叙階される。
2011年 ローマの教皇庁立ウルアニバーナ大学の神学学士号を取得、同大学院に留学。教会法を学ぶ。
2014年 教会法修士号取得。
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