- 渡辺千尋 著
- 269ページ /A5判 並製(ソフトカバー)
- 長崎文献社 発行
- ISBN978-4-88851-204-6 /Cコード:C0071
【有家版「セビリアの聖母」復刻の全過程】
1597年に有家のセミナリヨで制作された銅版画には
謎がかくされていた。
「白い鳩」はなぜ消されたか。
同じ年に起きた二十六人の殉教事件と関連があるのか。
著者は殉教者の道800キロを歩き、復刻への決意を固めた。
初版発行: 2013年11月30日
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もくじ
発刊によせて
序章
第1章 キリシタン銅版画
第2章 二十六聖人殉教の道を辿る
第3章 復刻の始まり
第4章 銅版画の誕生
第5章 有家版銅版画
第6章 消された鳩
第7章 復刻を終えて
第8章 白鳩伝説
第9章 銅版画家
終章
序章
第1章 キリシタン銅版画
第2章 二十六聖人殉教の道を辿る
第3章 復刻の始まり
第4章 銅版画の誕生
第5章 有家版銅版画
第6章 消された鳩
第7章 復刻を終えて
第8章 白鳩伝説
第9章 銅版画家
終章
著者紹介
渡辺千尋(わたなべ ちひろ)
1944年 東京生まれ、長崎市で育つ。
1962年 美術家をこころざして上京。油絵、水彩、エナメル、ペン画など様々な技法で絵画研究発表。
1978年 銅版画をはじめる。
1979年 日本版画協会奨励賞受賞。以降、内外の個展で作品発表をつづける。
1994年 ノンフィクション著作『ざくろの空』で第1回蓮如賞受賞。
1996年 有家町(当時)の依頼で400年前の銅版画「セビリアの聖母」復刻。
2001年 『殉教(マルチル)の刻印』で小学館ノンフィクション賞優秀賞受賞。
2009年 8月18日食道癌のための逝去。享年64。
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