- 永井隆 著
- 363ページ /文庫サイズ 並製(ソフトカバー)
- サンパウロ 発行
- ISBN978-4-8056-5414-9 /Cコード:C0195
新婚間もなく僻村で開業医の第一歩を踏みだす中江登。
貧しさと無知からくる自己保全と迷信がはびこる村で、
人々の冷たい目を気にもせず、
病人の治療に一途に手をつくす。
だが、そうやって1年間、身を粉にして働いた報いは、
薬代の支払いに空っぽになったタンスだけであった──。
永井隆が両親をモデルに、ときにユーモアを交えて描く、
一人の村医と妻の求道者にも似た生きざま。
初版発行:2008年2月25日
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著者紹介
永井隆(ながい たかし)
1908年 松江市生まれ。
1928年 長崎医大に入学、
1932年に学校生活を終え医学士として世に出たが、
引きつづき長崎医大物理療法科に助手として籍を置き研究を続けた。
1933年 短期軍医として満州事変に従軍、カトリック要理を学ぶ。
1934年 浦上天主堂でカトリックの洗礼を受ける。
1946年1月 長崎医大教授となるが、同年7月に倒れ、以来病床につく。
1951年 逝去。
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